SSR GTX03のフェイスと重量|18インチ9.5Jのコンケイブ・サイズ選び

SSR GTX03を装着した赤いオープンスポーツカーのアイキャッチ。フェイス・重量・サイズの見出し入り TANABE(SSR)

SSR GTX03のコンケイブを選ぶときは、商品画像より先に、注文するホイールの幅・穴数・P.C.D.・インセットを確認してください。同じ18×9.5Jでも、5/100の+38はSC、5/114.3の+38はCVです。インチ・リム幅・インセットが同じでも、PCDによってフェイスが変わります。

GTX03は5本スポークの1ピースホイール。SSR公式GTX03製品ページでは4種類のフェイスを紹介しています。以下は同ページからリンクされる2026年6月2日以降の公式サイズ表をもとに、選択時に迷いやすい条件を整理したものです。

赤いオープンスポーツカーのSSR GTX03装着写真。低い撮影位置から前輪とリムの形状を強調した構図

18インチ9.5J:同じ+38でもCVとSCに分かれる

サイズ穴数/PCDインセットフェイス公式重量
18×9.5J5/100+38SC9.33kg
18×9.5J5/114.3+38CV9.88kg
18×9.5J5/114.3+22SC9.60kg
18×9.5J5/114.3+12SC9.59kg
SSR GTX03のダークカラー5穴仕様。センター付近のくぼみとスポークの落ち込みが分かる製品写真

5/114.3の+38から+22へ変更すると、同じリム幅ならリム位置が外側に16mm移動します。SCの見た目を優先して変更すると、車体からの突出やタイヤ・フェンダーとの接触条件も変わります。さらにスポーク裏とブレーキキャリパーの距離は、インセット差だけでは求められません。

5/100の+38がSCだからといって、5/114.3の車両でそのホイールを使えるわけでもありません。穴数とPCDは車両側と一致する必要があります。販売店が代表写真にSCを使用していても、注文行のフェイスを必ず確認してください。

上の4行は、同じ9.5Jでも「SCという外観」と「取り付け位置」を別々に選べないことを示しています。5/114.3の車で+38が収まりの基準なら、その行のフェイスはCVです。SCにするには同PCDの+22または+12という別仕様が候補になりますが、いずれも元の+38と同じ位置にはなりません。

同じ幅・PCDの+38を基準にすると、+12はリム位置が26mm外側に移動します。+22と+12も同じSCですが、その差は10mmです。車体の外側だけでなく内側の位置も変わるため、写真だけでSCを選ぶより先に、その車で許容できる寸法を見積もる必要があります。

公式が説明しているのは、対象車両のブレーキキャリパーとインセットに合わせてフェイスラインを設計したという点です。5/100と5/114.3の差について、メーカーが個別に設計上の理由を数値で解説しているわけではありません。PCDの違いだけを原因と決めつけず、表に示された完成品の仕様として読みます。

重量は5/100・+38のSCが9.33kg、5/114.3・+38のCVが9.88kgです。差は0.55kgですが、PCDとフェイスが異なる製品の公表値の差です。SCの方が常に軽い、あるいはCVをSCに変えるだけで0.55kg軽くなると考えることはできません。

販売店に問い合わせる際は「18×9.5JのSC」だけでは、+22と+12のどちらを希望するのか分かりません。たとえば「18×9.5J、5穴PCD114.3、+22、マシンドグラファイトガンメタ+スモーククリア、SC」と伝え、届く仕様と写真が一致するか確認します。5/100用のSCと混同しないためにも、PCDは省略しない項目です。

STD・SMI・CV・SCはどんな違いか

大型リアウイングを備えた青いスポーツセダンにSSR GTX03を装着したリア斜めからの写真
フェイス公式表記公式掲載例
STDSTANDARD15×5J
SMISEMI CONCAVE18×8J
CVCONCAVE18×8.5J
SCSUPER CONCAVE18×9.5Jの一部
SSR GTX03のフェイス断面比較図。STD・SMI・CV・SCの4形状を色別に示している

上の掲載例はフェイスの読み方を示すもので、同じリム幅のすべてに同じフェイスが付くという意味ではありません。特に9.5Jでは上表のようにCVとSCが共存します。購入時には、公式表の1行でサイズ・PCD・インセット・FACEを一緒に読みます。

公式表にはキャリパーに関する注記もありますが、そこに表示がある車種名だけで、すべてのグレードや改造車への適合を保証するものではありません。大径ブレーキや社外キャリパーの場合は、寸法図や現車での確認を専門店に依頼してください。

STDはSTANDARDの略で、表の15×5J・4/100・+45などに設定されています。SMIはSEMI CONCAVE、CVはCONCAVE、SCはSUPER CONCAVE。名前は形状の区分であって、リムの深さをミリ単位で表す値ではありません。

SSRの製品写真には18×8JのSMI、18×8.5JのCV、18×9.5JのSCが掲載されています。これは形の見比べに役立ちますが、写真だけではそれぞれの穴数やインセットを確定できません。撮影例の名称と、購入する製品行に記載されたFACEを分けて確認するのが確実です。

メーカーの2026年表では、15・16・17インチの掲載仕様はSTDで、18インチでは7.5J・8JにSMI、8.5JにCV、9.5JにCVまたはSCがあります。19インチも8.5JのCVと9.5JのSCが掲載されています。あくまで該当行を読み取った整理で、サイズの追加や終売は今後変わり得ます。

ホイールを選ぶ順序は、車両の穴数とPCDで候補を絞り、希望のインチ・幅・インセットの行に進み、最後にFACEを確かめる方法が分かりやすいでしょう。希望のSCがなければ、フェイスだけをオプション指定できると考えず、設定される別寸法が車両に収まるかから検討します。

公式ページのリブは、ディスクの立体感を際立たせると同時に剛性確保に役立つと説明されています。スポークの側面まで見ると、同じ5本スポークでも平面的な形とは印象が異なります。ただし見た目やリブの有無だけから、他社品との強度やサーキット性能の優劣を数値化することはできません。

15・17・18インチの代表仕様と重量

サイズ穴数/PCDインセットフェイス公式重量
15×5J4/100+45STD5.70kg
16×5.5J4/100+45STD6.32kg
17×7J4/100+48STD7.99kg
17×7J5/100+48STD8.04kg
18×9.5J5/100+38SC9.33kg
SSR GTX03のダークカラー4穴仕様。5本スポークと深いリム形状を斜め正面から確認できる製品写真

表の重量はサイズ別に示されたメーカー公表値です。15インチの5Jと18インチの9.5Jでは幅も用途も異なるため、重さの数字だけで優劣を決めないでください。仕様改定があり得るため、注文時は公式の最新PDFを再確認します。

楽天市場でSSR GTX03の価格を確認する場合は、15インチ・17インチ・18インチを分け、同じ穴数・PCD・インセット・カラーの1本価格か4本価格かを比較してください。

15×5J・4/100・+45はSTDで5.70kg、16×5.5J・4/100・+45はSTDで6.32kgです。どちらも4穴100ですがリム径と幅が異なります。15インチ向けタイヤを16インチに組み替えることはできないため、タイヤを流用する計画なら、先に現在のタイヤ径を確認します。

17×7J・+48は4/100が7.99kg、5/100が8.04kgです。インセットが同じでも穴数が違えば車両側の取付条件が異なります。重量差0.05kgだけで選ぶのではなく、まず車両に合う穴数の行を決めてから重量を参照します。

メーカー表には重量に加え、フェイス突出、センター厚、キャップ装着時のハブクリアランスも並んでいます。たとえば17×7J・4/100・+48はフェイス突出5mm、同じ17×7J・5/100・+48も5mmと表示されています。この値はタイヤの最大幅でも、キャリパーとの隙間でもありません。

メーカー希望小売価格の比較では、2026年6月2日以降の表でマシンドグラファイトガンメタ+スモーククリアの15×5Jは税込46,200円、16×5.5Jは49,500円、17×7Jは59,400円、18×9.5Jは70,400円です。いずれもホイール1本の表示で、付属タイヤを含むセット価格ではありません。

同じ17×7Jでも、+42と+48は6mmのインセット差があります。幅が同じ場合、+42のリム位置は+48より6mm外側です。ただしPCD違いの行をまたいだ比較では取り付け条件自体が変わるので、先に穴数とPCDを揃えてから計算します。

公式重量は該当する行の仕様を表すもので、別インチやPCDの値を流用できません。表にない組み合わせの重量は推測せず、注文する行の値を使います。ホイール単体のメーカー表示と、タイヤ・バルブ・キャップを組み付けた実測値も同じ条件ではありません。

2026年の公式表は、5/112の全サイズについて、一部のメルセデス・ベンツ、BMW、アウディなど装着不可の車両を列挙しています。輸入車ではPCDが合うだけで判断せず、該当する車種注記を確認します。公式表は輸入車向けにSSR専用ツバ付きハブリングも案内しています。

センターキャップは別売り:色と総額を確認

GTX03はセンターキャップを標準装着しない設計で、SSR公式はキャップをオプションとして案内しています。装着する場合は対応タイプと高さ、車両ハブの突出を公式表で確認してください。ハブ高によっては希望の高さを選べないことがあります。

カラーはクロムシルバーとマシンドグラファイトガンメタ+スモーククリアが公式ページに掲載されています。ただし2026年表では、クロムシルバーに価格表示のない行や在庫に関する注記があるため、全サイズで同じ色を注文できるとは限りません。色別の在庫と納期を問い合わせましょう。

シルバー系のSSR GTX03ホイール単体。5穴仕様の5本スポークとリム形状を斜めから撮影

2026年の公式表では、標準付属品はブラックのアルミエアーバルブ(PARTS013)とFFT-Rステッカー(PARTS249R)1枚です。センターキャップは付属品ではないため、キャップ付きの商品写真を見たときは、販売条件に4個分が含まれるのかを確認してください。

キャップは穴数ではなくPCDに応じて選びます。SSRの案内ではPCD98〜101.65がAタイプ、PCD108〜130がBタイプです。したがってPCD100ならA、PCD114.3ならBが候補。さらに同じタイプでもSL・LOW・HIGHがあり、前後のハブ高と選んだホイールのセンター厚に合わせて高さを決めます。

公式の選び方では、先にホイールとブレーキのクリアランスを確保し、その後にハブとキャップの干渉を確認します。ハブが高く、SLの内側に収まらない場合はLOWやHIGHを検討します。逆にキャップの外側への突出も変わるので、一番高いものを無条件で選べばよいわけではありません。

2026年の製品表にあるシルバーのAタイプ・Bタイプは各HIGH/LOW/SLとも1個税込4,400円、ブラックアルマイトは各1個5,500円です。例えば4個揃えるとそれぞれ17,600円、22,000円になります。前後で異なる高さを選ぶ場合も、必要数と品番を分けて見積もります。

具体例として17×7Jのマシンドグラファイトガンメタ+スモーククリアが1本59,400円なら、ホイール4本は237,600円。シルバーのキャップを4個追加したメーカー表示額は255,200円、ブラックなら259,600円です。いずれもタイヤ、ナット、作業料、送料を含まない計算で、店頭の実売見積もりとは異なります。

キャップの選択手順やA・Bの区分はSSR公式のレーシングキャップ案内でも確認できます。車両側のハブは前後で高さが違う場合があるため、同一サイズ4本の注文でも前後両方を確認します。

マシンドグラファイトガンメタ+スモーククリアは、SSRがリム・センター部・ロゴにポリッシュ加工を施すと説明しているカラーです。クロムシルバーと同じ明るさと決めつけず、色名と仕上げを確認してください。2026年表の価格欄に付く在庫限りの印や空欄は、色とサイズの組み合わせごとに読みます。

GTX01・GTX02との選び分け

モデル製品の見方確認したい点
GTX035本スポーク。4種類のフェイス注文サイズごとのSTD・SMI・CV・SC
GTX0110本スポーク同じ18×9.5Jでもインセットによりフェイスが変わる
GTX0210スポークを基礎としたメッシュ公式はSTD・CV・SCの3種類を案内

同じGTXシリーズでもサイズ設定は共通ではありません。GTX01の+22がSCだからGTX03でも同じ、と推測せず、それぞれの表を見ます。SSR GTX01のサイズとコンケイブではGTX01側の条件を確認できます。GTX02はSSR公式GTX02製品ページで確認してください。

深リムを別の方法で検討するなら、3ピースのSSR Professor SP1のリムとディスクの選び方も参考になります。GTX03のコンケイブとSP1のリム深さは別の寸法です。関連モデルはSSRホイールの関連記事一覧で確認できます。

GTX03とGTX01はいずれも1ピースですが、スポークの本数とフェイスの設定が違います。例えばGTX03の18×9.5J・5/114.3は+38がCV、+22がSC。一方、サイト内のGTX01記事では同じ幅・PCDの+40がCV、+22がSCです。近い寸法でも+38と+40は別の行であり、同一条件の重量比較にはなりません。

どちらも+22でSCという共通点はありますが、見た目の区分が同じでもスポーク裏面の形が同じとは限りません。GTX01で確認できたブレーキとの隙間をGTX03にそのまま当てはめず、候補をそれぞれの寸法図で確認します。左右の画像を比べる際も、撮影ホイールのフェイスとカラーを揃えると違いを把握しやすくなります。

GTX02の公式紹介は、GTX01との18×9.5J比較で200g軽量と説明しています。これはメーカーが示したGTX02とGTX01の比較条件であり、GTX03にもその差が当てはまるという意味ではありません。3モデルを重量で比較するときは、穴数・PCD・インセットまで一致する行と、その値の出典を確認してください。

見た目の希望が5本の太い線ならGTX03、10本の独立したスポークならGTX01、交差する線の表情ならGTX02が比較の出発点になります。その後に同じ車両向けの設定行を並べ、価格、ホイールとタイヤの必要数、オプション費用を揃えて見積もる方が、シリーズ名だけで選ぶより実用的です。

86・BRZへの装着確認で必要な情報

ダークグレーのスポーツクーペに装着されたSSR GTX03。フロントとリアのホイールが見える斜め前方の装着写真

86・GR86・BRZをまとめて同じ適合とせず、型式、年式、グレード、前後、純正または社外ブレーキの種類を伝えてください。5/100でも、リム幅とインセットが変われば車体への収まりが変わり、キャリパー形状も確認が必要です。

タイヤサイズまで含め、フェンダーとの干渉、サスペンション側の余裕、車両の保安基準を販売店に相談します。フェイスの種類だけを根拠に「装着できる」「車検に通る」とは判断できません。

SSRの2023年スバル車マッチング資料には、BRZのZD8・RとZC6・Sを別の列で掲載しています。ZD8・RのGTX03例は前後18×7.5J・+48と215/40、ZC6・Sの例は前後17×7J・+48と215/45です。資料のタイヤ表記はインチを含む組み合わせとして確認してください。

この例は、同じBRZという車名でも、資料が取り上げた型式・グレードごとに候補が異なることを示しています。2023年資料は当時の計測例であり、すべての年式や特別仕様車を網羅するものではありません。実際に購入する前には車両の仕様と最新情報を照合します。

資料はノーマル車高の静止状態を基準にした参考値です。SSR自身も、フェンダーの特定位置を基準にした数値で、ディスク面やセンターキャップの突出を考慮していないと注意しています。掲載されているから車検に通る、あるいは車高調や社外キャリパー付きでも同じ余裕があると判断しないでください。

ブレーキについては「86用」「BRZ用」という車名だけでなく、ZN6/ZC6とZN8/ZD8、グレード、純正オプションを含むキャリパー仕様を伝えます。メーカー表の対応キャリパー欄に車名があっても、注文する寸法の行に該当するか、車両の部品が表の前提と一致するかを個別に読む必要があります。

SCフェイスの18×9.5J・5/100・+38に興味がある場合、メーカーのBRZ掲載例にある18×7.5J・+48とは幅が2インチ、インセットが10mm異なります。単純なリム位置の計算では、9.5J側は外側へ約35.4mm、内側へ約15.4mm広がります。タイヤやスポーク形状はこの計算に含まれず、装着の可否を示す数字ではありません。

販売店に見せる情報は、車検証の型式、グレード、年式、前後のブレーキ、車高変更の有無に加え、予定するGTX03の寸法とタイヤサイズです。キャップを付ける場合は前後のハブ高も必要です。実物の寸法図と照らして、タイヤ組み付け前にホイールと車体の距離を確かめる段取りにします。

楽天市場でSSR GTX03を探すときは、希望のフェイスが注文する寸法に対応しているか、センターキャップを別に用意する必要があるかを確認しましょう。

タイトルとURLをコピーしました