ADVAN Racing R6を装着した車両で目を引くのが、6本スポークの外側に大きく残されたステップリムです。
ただしR6は、同じ商品を選べばどのサイズでも同じ深さになるホイールではありません。
メーカーではリム形状をS-TD・MID・EXTの3種類に分けており、18インチでは41.5mmから70.5mm、20インチでは43.8mmから72.4mmまでリム深さが変わります。さらに、同じ8.5Jや9.5JでもインセットによってRIMの種類が変わります。Yokohama Wheel
そのため、装着写真を見てR6を選んでも、
「思っていたよりリムが浅かった」
ということが起こり得ます。
この記事では一般的なメリットや口コミを並べるのではなく、**R6を購入するときに特に重要な「サイズとリム深さの関係」**を中心に確認します。
最新のメーカー設定は、YOKOHAMA WHEEL公式のADVAN Racing R6製品ページで確認できます。
販売されているサイズや実売価格を確認する場合は、楽天市場でADVAN Racing R6の価格・在庫を確認するから確認できます。
ADVAN Racing R6はS-TD・MID・EXTでリム深さが変わる

R6の公式サイズ表には、リム幅やPCD、インセットとは別に**「RIM」**という項目があります。
ここに表示されるのが、
S-TD(STANDARD)
MID(MEDIUM)
EXT(EXTRA)
の3種類です。
実際のリム深さは次のようになっています。
| RIM | 18インチ | 20インチ |
|---|---|---|
| S-TD | 41.5mm | 43.8mm |
| MID | 54.5mm | 56.5mm |
| EXT | 70.5mm | 72.4mm |
メーカー公式でもこの3種類のディープステップリムが明記されています。Yokohama Wheel
18インチではS-TDとEXTで29mm差。
20インチでも28.6mm差です。
約3cm違うため、同じR6でも斜めから見たときの印象はかなり変わります。
特に注意したいのが装着写真です。
EXTを装着した車両を見て、
「R6ならこの深さになる」
と思って購入しても、自分の車に適合するサイズがS-TDなら同じ見た目にはなりません。
つまりR6は、
商品名だけでは完成した見た目を判断できないホイール
です。
購入予定サイズがS-TD・MID・EXTのどれなのかまで確認することが重要です。
同じ8.5JでもS-TDとMIDに分かれる

R6で特に間違えやすいのが、
「J数が太くなれば、そのままリムも深くなる」
という考え方です。
18インチ・PCD114.3の設定を一部抜き出すと、次のようになります。
| サイズ | インセット | RIM | リム深さ |
|---|---|---|---|
| 18×8.5J | +50 | S-TD | 41.5mm |
| 18×8.5J | +45 | S-TD | 41.5mm |
| 18×8.5J | +37 | MID | 54.5mm |
| 18×9.0J | +43 | MID | 54.5mm |
| 18×9.0J | +31 | MID | 54.5mm |
| 18×9.0J | +25 | MID | 54.5mm |
| 18×9.5J | +45 | MID | 54.5mm |
| 18×9.5J | +29 | MID | 54.5mm |
| 18×9.5J | +12 | EXT | 70.5mm |
| 18×9.5J | +5 | EXT | 70.5mm |
| 18×10.0J | +35 | EXT | 70.5mm |
| 18×10.0J | +24 | EXT | 70.5mm |
これらは現在の公式サイズ表に掲載されている設定です。Yokohama Wheel
分かりやすいのが18×8.5Jです。
同じ8.5Jでも、
+45 → S-TD・41.5mm
なのに対して、
+37 → MID・54.5mm
になります。
J数は同じなのに、リム深さは13mm違います。
9.5Jも同様です。
+45と+29ではMIDですが、+12と+5ではEXTとなり、54.5mmから70.5mmへ変わります。
つまり、
「8.5Jなら浅い」
「9.5Jなら必ず深い」
という判断も正確ではありません。
R6では、
インチ → J数 → PCD → インセット → RIM
まで見る必要があります。
PCD100の18インチにも3種類のリムがある
86やBRZ系で検討する場合に気になるのが、5穴・PCD100の設定です。
R6にはPCD100も用意されています。
| サイズ | インセット | RIM | リム深さ |
|---|---|---|---|
| 18×7.5J 5/100 | +44 | S-TD | 41.5mm |
| 18×8.0J 5/100 | +45 | S-TD | 41.5mm |
| 18×8.5J 5/100 | +45 | S-TD | 41.5mm |
| 18×9.5J 5/100 | +45 | MID | 54.5mm |
| 18×10.0J 5/100 | +35 | EXT | 70.5mm |
公式サイズ表でも7.5Jから10.0JまでPCD100の設定を確認できます。Yokohama Wheel
ここから分かるのは、PCD100のR6でも見た目は一種類ではないということです。
7.5J・8.0J・8.5JにはS-TDがあります。
9.5JではMID。
10.0JではEXTです。
そのため「86用のR6」という探し方だけでは、リム深さは判断できません。
PCDが合っていても、
- 車両型式
- タイヤサイズ
- 車高
- キャンバー
- ブレーキキャリパー
- サスペンションとのクリアランス
- フェンダー位置
などによって実際の装着条件は変わります。
メーカー公式ページにもTOYOTA 86の装着車両がありますが、掲載車両はチューナーによる装着例であり、車検や点検への適合を保証するものではないと注意書きがあります。Yokohama Wheel
PCD100の18インチを探す場合は、楽天市場でADVAN Racing R6の販売サイズを確認する際にも、J数とインセットまで確認してください。
EXTを先に決めるとR6のサイズ選びを間違えやすい

見た目の迫力だけなら、EXTが最も分かりやすいでしょう。
18インチで70.5mm、20インチでは72.4mmです。
そのため、
「せっかくR6を履くならEXTにしたい」
と考えたくなります。
しかし、サイズ選びとしては順番が逆です。
例えば18×9.5J・PCD114.3では、
+45 → MID
+29 → MID
+12 → EXT
+5 → EXT
となります。Yokohama Wheel
同じ9.5Jでも、EXTになるサイズはインセットが大きく違います。
深いリムだけを優先すると、車両によってはフェンダー突出やタイヤ干渉などにつながる可能性があります。
したがってR6では、
EXTを選んでから車に合わせる
のではなく、
自分の車へ装着できるサイズを決め、そのサイズがS-TD・MID・EXTのどれなのか確認する
という順序が適切です。
ここを逆にしないことが、R6選びではかなり重要です。
20インチでは最大72.4mmのEXTになる

20インチにもS-TD・MID・EXTがあります。
代表的な設定は次のとおりです。
| サイズ | インセット | RIM |
|---|---|---|
| 20×8.5J | +38 | S-TD |
| 20×9.0J | +42 | S-TD |
| 20×9.5J | +35 | MID |
| 20×9.5J | +28 | MID |
| 20×10.0J | +45 | MID |
| 20×10.5J | +24 | EXT |
| 20×11.0J | +15 | EXT |
| 20×11.0J | +5 | EXT |
| 20×12.0J | +20 | EXT |
20インチのリム深さは、
S-TD:43.8mm
MID:56.5mm
EXT:72.4mm
公式ページにはR35 GT-RやR34 SKYLINE GT-Rの装着例も掲載されています。
大径・ワイドサイズでは、R6の特徴であるステップリムをより強く見せることができます。
ただし、これらもチューナーによる装着例です。
装着写真のサイズをそのまま自分の車へ当てはめるのではなく、自分の車両仕様を基準に適合を確認してください。
R6の重量はサイズ別に公式公表されていない

「ADVAN R6 重量」で検索している人もいますが、ここは数字を勝手に補わないことが重要です。
現在のメーカー公式ページには、
18×8.5J=○kg
18×9.5J=○kg
といったサイズごとの重量表は掲載されていません。
メーカーが明記しているのは、金型鍛造製法を採用し、軽量性ではフラッグシップモデルADVAN Racing GTとほぼ同じ重量を達成したという内容です。Yokohama Wheel
18インチだけでも7.5Jから12.0Jまで幅があります。
20インチも8.5Jから12.0Jまで設定されています。
これだけサイズ差があるホイールについて、
「R6は○kg」
と一つの数字で説明するのは適切ではありません。
重量を購入判断に使うなら、
18×9.5J +45
のように購入予定サイズまで特定して、販売店またはメーカーへ確認した方が確実です。
旧記事に掲載されていた、
「18×8.0Jで約11kg」
「一般的なホイールより約4kg軽い」
「燃費が3~5%向上」
といったメーカー根拠を確認できない数値は、今回すべて削除します。旧記事にはこうした旧AI型の記述が残っていました。Auto Parts Authority
RG-D2と似ているのは偶然ではない

R6の6本スポークを見ると、ADVAN Racing RG-D2と似ていることに気付きます。
これは偶然ではありません。
メーカー自身が、RG-D2をデザインルーツとして、ディープリムコンセプトを融合させてR6が誕生したと説明しています。Yokohama Wheel
ただし、単純にRG-D2を鍛造化したモデルではありません。
R6には、
- 金型鍛造製法
- アドバンスドサイドカット
- S-TD・MID・EXTのディープステップリム
- 全サイズへのローレット加工
が採用されています。Yokohama Wheel
一方、RG-D2は15インチから18インチまで設定されており、R6より小径サイズから選択できます。
つまり、
15~17インチも含めて6本スポークを選びたい場合
と、
18インチ以上で鍛造構造と深いステップリムを重視する場合
では選択肢が変わります。
RG-D2との違いを詳しく確認する場合は、ADVAN Racing RG-D2の記事も参考にしてください。
中古のR6は「18インチ・9.5J」だけでは判断できない
中古品を探す場合にも、R6独特のRIM設定を知っておく必要があります。
例えば、
18インチ・9.5J・PCD114.3
まで同じ商品でも、
+45 → MID・54.5mm
+29 → MID・54.5mm
+12 → EXT・70.5mm
+5 → EXT・70.5mm
があります。Yokohama Wheel
つまり「9.5J」という情報だけでは不十分です。
MIDとEXTでは16mmも深さが違います。
中古品では最低でも、
インチ
J数
穴数
PCD
インセット
まで確認します。
リム傷だけではなく、曲がりや修復歴も確認したいところです。
特にR6はステップリム部分が目立つデザインなので、リム周辺の状態は装着後の見た目にも影響します。
R6は価格を見る前に購入サイズを確定する

R6のメーカー価格はサイズとカラーによって違います。
現行18インチでは、公式サイズ表に税込95,150円から117,700円までの設定があり、一部カラーにはさらに安い在庫限り価格も掲載されています。20インチでは税込115,500円から147,400円です。価格は2024年12月以降の設定と明記されています。Yokohama Wheel
ただし、R6では最安価格から商品を選ぶより、
車両に合うサイズを決める
↓
S-TD・MID・EXTを確認する
↓
カラーを決める
↓
その条件で販売価格を比較する
という順番の方が適しています。
安い在庫を見つけても、希望していたEXTではなくS-TDだったり、インセットが車に合わなかったりすれば購入候補にはなりません。
またR6はキャップレスデザインで、ADVAN Racingセンターキャップは別売です。Yokohama Wheel
希望サイズが決まったら、楽天市場でADVAN Racing R6の価格・在庫を確認すると比較しやすくなります。
R6は商品名ではなく最後に「RIM」まで見て選ぶ
R6で一番重要なのは、
「18インチを買う」
あるいは、
「9.5Jを買う」
だけで終わらないことです。
18インチでは、
S-TD:41.5mm
MID:54.5mm
EXT:70.5mm
20インチでは、
S-TD:43.8mm
MID:56.5mm
EXT:72.4mm
という明確な違いがあります。
さらに同じ8.5JでもS-TDとMID、同じ9.5JでもMIDとEXTがあります。
したがって、購入前には、
インチ → J数 → PCD → インセット → RIM
まで確認してください。
これが、購入後に「装着写真よりリムが浅かった」となるのを防ぐための重要な確認ポイントです。
メーカーの最新設定については、YOKOHAMA WHEEL公式のR6サイズ表で最終確認できます。
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この記事は、R6の魅力を余すところなくお伝えするため、公式情報と実際のユーザーレビューを総合的に分析して作成しました。最新の価格や在庫状況については、販売店にお問い合わせください。

