ENKEI PF07を徹底解説|重量・18インチ・コンケイブ・サイズ・評価

エンケイ PF07のアイキャッチ。青いスバル車とゴールドホイール、重量・コンケイブ比較の見出しを配置したイメージ画像 ENKEI

ENKEI PF07(エンケイ PF07)を購入する際、最も確認しておきたいのは重量とコンケイブ、そしてリム幅・インセットの組み合わせです。

PF07は力強い7本スポークを採用したENKEI PerformanceLineシリーズのアルミホイールです。17インチと18インチには、通常のFフェイスと、スポークがより深く落ち込むRフェイスが存在します。

例えば18×8.5Jの場合、Fフェイスの+45とRフェイスの+35が設定されており、メーカー公表重量はそれぞれ10.2kg~と9.7kg~です。同じリム幅でも、見た目だけでなく重量や装着位置が異なります。

この記事では、ENKEI公式の仕様・価格表をもとに、17・18インチの重量、コンケイブ、Rフェイスの条件、15~19インチの設定、カラーによる違いを比較します。実測重量の報告や装着例も紹介し、購入前に確認すべきポイントを整理します。

ENKEI PF07のコンケイブ|FフェイスとRフェイスの違い

ENKEI PerformanceLine PF07を斜めから見た製品イメージ。スポークの立体形状とリムの深さが分かる

ENKEI PF07の特徴は、リム付近まで伸びる太い7本スポークと、センター方向に落ち込むコンケイブ形状です。

メーカーはPF07を「TOUGH & SPORT」をコンセプトとしたモデルとして展開しています。

コンケイブの深さはフェイスタイプによって異なり、公式ではRフェイスがより深いダイナミックなコンケイブを持つと説明されています。

PF07のRフェイスは17・18インチの一部に設定

PF07のRフェイスは、17インチと18インチのすべてのサイズで選択できるわけではありません。

ENKEI公式のP.C.D.114.3/5穴の設定を例にすると、次のサイズが該当します。

インチリム幅インセットフェイス
178.5J+35R
179J+38、+20R
179.5J+18R
188.5J+35R
189J+40、+30R
189.5J+40、+25、+15R

17×9J+38、18×9J+40にはP.C.D.100/5穴のRフェイス設定もあります。

特に注意したいのは、リム幅とインセットの両方によってフェイスタイプが決まることです。

例えば18×8J+35はFフェイスですが、18×8.5J+35はRフェイスです。インセットが同じでもリム幅によってコンケイブ形状が変わります。

また、Rフェイスはリバースリムという意味ではありません。PF07の場合は、スポークの落ち込み形状を区別するフェイスタイプです。

最新のサイズ別フェイス設定は、ENKEI公式PF07製品ページで確認できます。

ENKEI PF07の重量比較|17インチと18インチ

ENKEI PF07のダークシルバー。太い7本スポークとリムの形状が分かる正面画像

「エンケイ PF07 重量」で検索する場合、インチ数だけでは正確な重量を判断できません。

同じ18インチでも7Jと9.5Jでは重量が異なり、同じ8.5JでもFフェイスとRフェイスの間に差があります。

以下ではメーカー公式の公表重量と税込価格を比較します。

17インチの重量・サイズ・価格

サイズインセットフェイス重量税込価格/本
17×7J+48F8.8kg~51,700円
17×7.5J+45F9.1kg~52,800円
17×8J+48F9.3kg~53,900円
17×8.5J+55F9.4kg~55,000円
17×8.5J+35R9.2kg~55,000円
17×9J+38R9.3kg~56,100円
17×9.5J+18R9.5kg~57,200円

ENKEI公式掲載のダークシルバー、P.C.D.114.3/5穴の代表サイズを抜粋。記載重量はメーカー公表値です。

17インチでは7Jの8.8kg~が比較的軽い仕様です。

一方、深いコンケイブを求める場合、8.5J+35からRフェイスが選択できます。

興味深いのは17×8.5Jの重量です。Fフェイスの+55が9.4kg~なのに対し、Rフェイスの+35は9.2kg~となっています。

つまり、Rフェイスだから必ず重くなるわけではありません。ただし、インセットが異なるため、同じ条件で装着できるとは限りません。

18インチの重量・サイズ・価格

サイズインセットフェイス重量税込価格/本
18×7J+48F9.3kg~58,850円
18×7.5J+48F9.6kg~59,950円
18×8J+45F9.8kg~61,050円
18×8.5J+45F10.2kg~62,150円
18×8.5J+35R9.7kg~62,150円
18×9J+40R9.8kg~63,250円
18×9.5J+40R10.1kg~64,350円

ENKEI公式掲載のダークシルバー、P.C.D.114.3/5穴の代表サイズを抜粋。ほかのインセットやP.C.D.設定もあります。

18インチでは7Jの9.3kg~から9.5Jの10.1kg~まで確認できます。

ただし、重量はリム幅が広くなるにつれて必ず一定量ずつ増えるわけではありません。

例えば18×8.5J+35のRフェイスは9.7kg~ですが、8J+45のFフェイスは9.8kg~です。リム幅が広いRフェイスの方が公表重量はわずかに小さくなっています。

このため、PF07の軽量性を比較する際は、サイズを省略した「18インチで約何kg」という情報だけに頼らず、購入するサイズの重量を確認してください。

18×8.5JのFフェイスとRフェイスを比較すると何が変わる?

PF07の購入判断で特に分かりやすいのが、18×8.5Jの2仕様を比較することです。

比較項目FフェイスRフェイス
リム径18インチ18インチ
リム幅8.5J8.5J
インセット+45+35
P.C.D.114.3/5H114.3/5H
重量10.2kg~9.7kg~
デザイン突出量3.9mm3.8mm
税込価格/本62,150円62,150円

同じリム幅でありながら、Rフェイスはメーカー公表重量が0.5kg小さく、掲載価格は同額です。

ただし、最も重要なのはインセットが10mm違うことです。

インセット+45から+35にすると外側へ10mm移動する

リム幅が同じ8.5Jの場合、インセット+45から+35へ変更すると、ホイールのリム位置は車体外側へ10mm移動します。

一方、内側のリムも外側へ10mm移動するため、ホイールリムとサスペンションなどの内側部品との距離は広がる方向になります。

つまり、Rフェイスを選ぶことでコンケイブは深くなりますが、フェンダーとの位置関係も変わることになります。

ここでいう10mmは、あくまで同じリム幅・異なるインセットを比較した幾何学上の移動量です。

実際のタイヤ外側位置や車体との干渉は、タイヤの断面幅、フェンダー形状、車高、キャンバー角などにも左右されます。

デザイン突出量とフェンダーからの突出は別

18インチのPF07では、Fフェイスのデザイン突出量が3.9mm、Rフェイスが3.8mmと公表されています。

この数値は、車体のフェンダーから何mmはみ出すかを示すものではありません。

デザイン突出量はホイール自体の形状に関する寸法です。

たとえRフェイスの数値が3.8mmであっても、実車装着時にフェンダー内へ収まる保証にはなりません。

購入前にはホイールのサイズに加え、タイヤと車体側のクリアランスを確認する必要があります。

PF07の実測重量と装着レビューを確認

グレーのホンダ シビックRSにゴールドのENKEI PF07を装着したフロント斜めからの画像

メーカーの重量表はサイズ選びの基準になりますが、実際の購入者による測定値や装着レビューも参考になります。

ただし、測定条件や使用タイヤが異なるため、公表値と実測値を同じ条件の数値として扱わないことが大切です。

カローラツーリング|18×9J+40の実測例

みんカラに掲載されたカローラツーリングのレビューでは、18×9J+40/P.C.D.100のRフェイスが紹介されています。

メーカー公表重量は9.8kg~ですが、レビュー投稿者は、センターキャップとエアバルブを取り付けていない状態で9.55kgと測定しています。

さらに225/40R18のタイヤを組み合わせた状態では、20.4kgと報告しています。

この事例から分かるのは、ホイール単体とタイヤ込みでは重量が大きく異なること、そして装着レビューの実測値は測定条件を確認する必要があることです。

実測写真や装着したホイールのカラーは、カローラツーリングのPF07装着レビューで確認できます。

トヨタ86|重量よりデザインを重視したレビュー

トヨタ86でPF07の18×9J+40を使用したレビューでは、購入理由としてデザインや逆反り形状への好みが挙げられています。

重量についてもメーカー公表値の約9.8kgに言及していますが、投稿者が特に評価しているのは太いスポークとコンケイブ形状です。

そのためPF07は、軽量性だけを最優先するというより、重量と外観の両方を考慮して選ぶ候補といえます。

詳細は86のPF07装着レビューで確認できます。

なお、いずれも個人の装着例です。同じ車種でも年式、型式、足回り、ブレーキ仕様などによって装着条件が異なるため、ほかの車両への適合を保証するものではありません。

PF07の15・16・19インチはどんな設定がある?

パールホワイトのENKEI PF07。4穴仕様の7本スポークホイールを正面から見た画像

国内ENKEI公式ページでは、PF07のサイズとして15・16・17・18・19インチが掲載されています。

17・18インチ以外にも、4穴の小径サイズや19インチが選択候補に入ります。

インチ代表サイズ重量税込価格/本
155J+456.2kg~40,700円
156J+456.6kg~41,800円
165J+456.8kg~43,450円
166.5J+537.4kg~45,650円
167J+487.6kg~46,750円

15インチ・16インチのメーカー公式掲載から抜粋。5Jと6.5JはP.C.D.100/4穴、16×7J+48はP.C.D.100/5穴です。カラーによって価格が異なる場合があります。

15インチと16インチでは4穴/P.C.D.100の設定があり、コンパクトカーなどでPF07を検討する際の候補になります。

ただし、インチ数やP.C.D.が一致するだけでは装着可否は決まりません。リム幅、インセット、ブレーキやタイヤの条件を確認してください。

19インチについては国内公式製品ページに掲載がありますが、希望するサイズの現行設定や販売状況は個別に確認する必要があります。

エンケイ PF07のカラー|同じサイズでもP.C.D.によって違う

PF07の国内公式掲載カラーは、ダークシルバー、パールホワイト、ゴールド、SBKです。

ただし、すべてのサイズで4色から選べるわけではありません。

ゴールドのENKEI PF07ホイール単体を正面から見た7本スポークの製品画像
ENKEI PF07のSBKカラー。黒を基調とした光沢のある7本スポークの正面画像

例えば18×9J+40のRフェイスでは、同じリム径・リム幅・インセットでもP.C.D.によって公式のカラー設定が異なります。

サイズP.C.D.公式掲載カラー
18×9J+40114.3/5Hダークシルバー
18×9J+40100/5Hダークシルバー・ゴールド・SBK

この違いは、PF07をカラーから選ぼうとしている場合に注意したいポイントです。

18インチにSBKの設定があるからといって、すべての18インチ・すべてのP.C.D.で選択できるわけではありません。

また、PF07にはマットダークガンメタリックなど、過去に限定カラーとして展開された仕様もあります。

過去のカタログや中古販売ページに掲載されているカラーが、現在も通常販売されているとは限りません。

購入時は希望サイズの公式カラー設定と、販売店の在庫を照合してください。

PF07の装着で確認すべきキャリパー・ハブ径・突出量

PF07はビッグキャリパーへの対応を考慮したホイールです。ENKEI公式では、ブレーキ冷却を考慮した設計やスポーク側面・裏側の肉抜き構造も説明されています。

ただし、すべてのブレーキキャリパーに適合するわけではありません。

特にブレンボなどの大型キャリパー装着車では、スポーク裏側とキャリパーのクリアランスを確認する必要があります。

また、PF07の公式掲載ハブ径はφ75です。車両側ハブとの組み合わせ、ハブリングの必要性、ナットやボルトの座面形状なども確認してください。

輸入車への装着については、ENKEI公式で別売りのインポートカー用ボルトキットが案内されています。

車種が同じでも、年式、グレード、ブレーキ仕様、車高などで装着条件が変わります。

86・BRZ、スイフトスポーツ、レヴォーグ、シビックなどでPF07を検討する場合も、車名だけで適合を判断しないようにしましょう。

コンケイブを優先してRフェイスを選ぶ場合ほど、装着予定車両のフェンダーやブレーキ周辺の寸法確認が重要になります。

PF07の価格と中古購入で間違えやすいポイント

ENKEI公式のPF07掲載価格帯は、税込40,700~73,700円です。サイズやカラーによって価格が変わります。

例えば18×9J+40/P.C.D.114.3/5穴のダークシルバーは、税込63,250円/本です。

4本では253,000円になりますが、これはメーカー掲載価格から計算したホイール本体の金額です。

タイヤ、取付工賃、組み込み、バランス調整などの費用は別途確認する必要があります。

楽天市場でENKEI PF07の価格と取り扱いサイズを確認する

中古PF07はF/Rフェイスとサイズ刻印を確認

中古品を探す場合、出品名が「PF07 18インチ」だけでは、求めるフェイスタイプか判断できません。

特にRフェイスを探している場合は、現物のサイズ刻印や出品者の説明を照合し、リム幅・インセット・P.C.D.・穴数を確認してください。

また、リムの曲がり、クラック、修理歴、塗装の状態なども重要です。

ブラックの円形センターキャップにシルバーのENKEIロゴを配置した正面画像

PF07の新品にはセンターキャップ、バルブ、スポークステッカーが付属しますが、中古では欠品している可能性があります。

なお、スポークステッカーはメーカー出荷時に貼り付けられておらず、同梱される仕様です。そのため、新品状態の写真にステッカーが貼られていなくても、それだけで欠品や非正規品と判断することはできません。

補修用のスポークステッカー、センターキャップ、バルブはENKEI公式のオプションパーツとして案内されています。

PF07とPF01・PF05を比較するなら

PF07の7本スポークや深いコンケイブが好みでも、重量を優先するなら別のENKEIモデルも比較候補になります。

例えばPF01はスプリット5スポーク、PF05は5本スポークという違いがあります。

PF07の特徴である太い7本スポークとはデザインの方向性が異なるため、見た目の好みで選択肢を絞ることもできます。

ただし、重量の優劣は比較するサイズによって異なります。同じ18インチでもリム幅が違えば、単純にモデル同士の軽さを比較することはできません。

別モデルも検討する場合は、ENKEI PF01のサイズ・重量解説やENKEI PF05の特徴とサイズ比較を参考にしてください。

そのほかの製品は、ENKEIホイールの関連記事一覧から確認できます。

PF07を選ぶときは、まず車両に装着できるリム幅とインセットを確認し、その範囲に希望するFフェイスまたはRフェイスがあるかを調べるのが合理的です。

その後、重量、カラー、価格を比較すれば、見た目だけで選んだ結果、希望する装着状態にならないといった失敗を避けやすくなります。

メーカーの最新仕様はENKEI公式のPF07サイズ・価格表で確認できます。

希望サイズが決まったら、楽天市場でエンケイ PF07の販売価格・在庫を確認することもできます。

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