MID RACING TR50は、太い5本スポークを基本としたMIDのスポーツホイールです。
一見するとシンプルですが、スポーク根元のリブ、リムとの境界に設けられた溝、幅を持たせたフラット面など、見る角度によって立体感が変化するデザインになっています。
ラインアップは15インチから18インチまでありますが、単純に同じホイールをインチ違いで展開しているわけではありません。
サイズによって、
- 製法
- リム幅
- インセット
- ホール数
- P.C.D.
- ディスク突出量
が異なります。
さらに17・18インチではキャストフローフォーミングが採用される一方、15・16インチは通常の鋳造1ピースです。
そのため購入するときは、デザインだけではなく自分が選ぶサイズ固有の仕様を見ることが重要です。
最新仕様については、MID公式のTR50製品ページで確認できます。
実際の販売価格や在庫については、楽天市場でTR50を確認するから探せます。
- MID RACING TR50の重量は公式では公表されていない
- 17・18インチだけ製法が異なる
- 5本スポークを現代的に見せる形状
- 現在確認できるサイズと価格
- 15インチは5Jと7Jで性格が大きく変わる
- 16インチは6Jと7Jを設定
- 15×5Jと16×6Jはディスク突出量を確認
- 17インチは7.5Jと9Jで装着対象が変わる
- 18インチはPCDを3種類設定
- MID RACING TR50をGR86・BRZで選ぶ場合
- PCD120サイズも用意されている
- 139.7サイズを探している場合は注意
- カラーはターマックブラック
- サイズによってコンケイブの見え方も変わる
- ホイール価格は1本単位で考える
- タイヤセットを通販で買うときの確認事項
- キャリパー干渉はPCDだけでは判断できない
- 純正ホイールから交換するときはインセット差を見る
- タイヤサイズもホイールとセットで決める
- TR50とR26・R27はデザインの方向性が違う
- MID RACING TR50を購入する前に確認したいこと
MID RACING TR50の重量は公式では公表されていない

TR50について調べる人が特に気にしているのが重量です。
ところが、メーカー公式製品ページでは各サイズの具体的なホイール重量が公表されていません。
公式サイズ表で確認できるのは、
- サイズ
- リム幅
- インセット
- ホール数
- P.C.D.
- ハブ径
- キャリパークリアランス
- ディスク突出量
- メーカー希望小売価格
などです。
したがって、
「17インチは○kg」
「18インチは○kg」
といった数字をメーカー公表重量として扱うことはできません。
重量を最優先して選ぶのであれば、購入予定サイズを決めた後、その品番の実測重量を販売店へ問い合わせる方法が確実です。
同じインチでも重量条件は同じではない
ホイール重量を見る場合、インチだけを基準にするのも適切ではありません。
例えば17インチには、
17×7.5J
と
17×9J
があります。
リム径は同じでもリム幅が1.5インチ違います。
18インチも、
- 8J
- 8.5J
- 9.5J
があるため、「18インチの重量」という一つの数字でまとめることはできません。
重量を比較する場合は、できるだけ同じリム径・近いリム幅のホイール同士で比較する必要があります。
17・18インチだけ製法が異なる

TR50で重量とあわせて確認しておきたいのが製法です。
メーカーでは、
15インチ・16インチ
鋳造1ピース
17インチ・18インチ
キャストフローフォーミング鋳造1ピース
としています。
つまり、全サイズが同じ製法ではありません。
キャストフローフォーミングは、鋳造後のリム部分を成形する製法です。
ただし、メーカーはTR50について具体的な重量削減率を公表していません。
そのため、
「フローフォーミングだから○%軽い」
「通常鋳造より○kg軽い」
と断定することはできません。
確認できる事実は、17・18インチと15・16インチで製法が異なるというところまでです。
軽さを重視している場合は、この製法差と実際の実測重量を分けて考える必要があります。
5本スポークを現代的に見せる形状

TR50を正面から見ると、最初に目に入るのは太い5本スポークです。
細いスポークを多数配置するメッシュ系とはかなり方向性が違います。
スポークは先端へ向かって極端に細くなるのではなく、比較的広い面を保っています。
この形状によって星型のシルエットが強く見えるのが特徴です。
スポーク根元のリブ
スポークの股部分にはリブがあります。
単純な平面スポークにせず、根元へ立体的な形状を加えることで、見る角度によって表情が変わります。
メーカーは、このリブについて強度面にも配慮した設計として説明しています。
スポークとリムの間にも溝がある
スポークの先端とリムの境界部分を見ると、溝が設けられています。
そのためスポークがリムまで一直線につながっているようには見えません。
太いスポークでありながら重く見えすぎないよう、リム周辺に視覚的な区切りを作っています。
正面と斜めからでは印象が違う
正面から見ると比較的シンプルです。
しかし斜めから見ると、
- スポークの厚み
- リブ
- センターへの落ち込み
- リム外周の段差
が見えやすくなります。
そのため商品写真を確認するときは、正面写真だけでなく斜め方向から撮影された画像も確認した方が、実際の形状を把握しやすくなります。
現在確認できるサイズと価格

メーカー公式ページに掲載されているサイズを整理すると次のようになります。
| サイズ | インセット | HOLE | P.C.D. | 税込価格 |
|---|---|---|---|---|
| 15×5J | +45 | 4 | 100 | 34,100円 |
| 15×7J | +35 | 4 | 100 | 37,400円 |
| 16×6J | +45 | 4 | 100 | 41,800円 |
| 16×7J | +35 | 4 | 100 | 44,000円 |
| 17×7.5J | +40 | 5 | 100 | 50,600円 |
| 17×9J | +22 | 5 | 114.3 | 53,900円 |
| 18×8J | +45 | 5 | 114.3 | 55,550円 |
| 18×8.5J | +45 | 5 | 100 | 56,100円 |
| 18×8.5J | +45 | 5 | 120 | 56,100円 |
| 18×9.5J | +12 | 5 | 114.3 | 58,300円 |
価格や設定は変更される可能性があります。
購入時にはMID公式の最新サイズ表も確認してください。
15インチは5Jと7Jで性格が大きく変わる

15インチには、
15×5J +45
と
15×7J +35
があります。
同じ15インチですが、リム幅には2インチの差があります。
1インチは25.4mmなので、2インチなら約50.8mmです。
実際にはホイール中心から内外へ幅が増えるため単純に50.8mm外側へ出るわけではありませんが、装着状態が大きく変わることは分かります。
15×5J
比較的細いリム幅です。
小型車などで検討しやすいサイズですが、後述するディスク突出量には注意が必要です。
15×7J
5Jよりかなりワイドになります。
使用するタイヤ幅も変わり、フェンダーとサスペンション双方のクリアランス確認が必要です。
同じ15インチだからという理由だけで、この2サイズを同じ車種へ装着できるとは判断できません。
16インチは6Jと7Jを設定
16インチには、
16×6J +45
と
16×7J +35
があります。
リム幅が1インチ違うだけでなく、インセットも10mm違います。
そのため7J +35の方が外側へ張り出しやすくなります。
純正ホイールから交換する場合は、
- 純正リム幅
- 純正インセット
- 新ホイールのリム幅
- 新ホイールのインセット
を比較することが重要です。
ホイールが外側へ出る量だけでなく、内側がサスペンションへ近づかないかも確認してください。
15×5Jと16×6Jはディスク突出量を確認
小径サイズを検討する場合に見落としやすいのが、ディスク突出量です。
公式サイズ表では、
15×5J +45:10.6mm
16×6J +45:5.8mm
とされています。
ディスク突出とは、ホイールのディスク部分がリムより外側へ出る量です。
つまり、タイヤ側面やリムがフェンダー内へ収まっていても、スポーク部分が最も外側になる場合があります。
特に15×5Jでは10.6mmあります。
フェンダーとの余裕が少ない車両では、購入前に確認しておきたいポイントです。
17インチは7.5Jと9Jで装着対象が変わる
17インチは2種類です。
17×7.5J +40 5H-100
比較的扱いやすい7.5J幅で、5H-100を採用しています。
5H-100車でTR50を検討するときに確認しやすい設定です。
17×9J +22 5H-114.3
こちらは9Jとかなりワイドです。
さらにインセットが+22なので、7.5J +40とは装着状態が大きく異なります。
17インチという点だけは同じですが、対象となる車種や使用するタイヤはまったく同じではありません。
9J +22を選ぶ場合は、
- フェンダー
- タイヤ幅
- 車高
- サスペンション
- ブレーキ
などを含めた確認が必要です。
18インチはPCDを3種類設定

18インチでは、
5H-100
5H-114.3
5H-120
が確認できます。
設定は次の4種類です。
18×8J +45 5H-114.3
8J幅の5H-114.3です。
18×8.5J +45 5H-100
5H-100車で18インチを検討する場合の候補になります。
18×8.5J +45 5H-120
同じ8.5J +45でも、こちらはPCD120です。
18×9.5J +12 5H-114.3
4種類の中で最もワイドです。
9.5Jに加えて+12というインセットなので、一般的な純正交換サイズとは性格が異なります。
同じ18インチでも8Jと9.5Jでは大きな差があります。
商品ページでサイズを選ぶときは、インチだけでなくJ数とインセットまで確認してください。
MID RACING TR50をGR86・BRZで選ぶ場合
5H-100の設定があるため、GR86やBRZでTR50を検討する人もいるでしょう。
候補として確認できるのは、
17×7.5J +40 5H-100
18×8.5J +45 5H-100
です。
ただし、5H-100というだけで装着可能とは判断できません。
確認する項目は、
- リム幅
- インセット
- タイヤサイズ
- ハブ径
- キャリパーとの距離
- サスペンションとの距離
- フェンダーとの位置
です。
ブレーキ仕様にも注意
同じ車種でもグレードによってブレーキ仕様が異なる場合があります。
大型キャリパー装着車では、スポーク裏側とキャリパーが接触する可能性があります。
社外ブレーキへ変更している場合も同様です。
そのため、車種名だけでなく型式・グレード・ブレーキ仕様まで含めて適合確認することが重要です。
PCD120サイズも用意されている
18×8.5J +45には5H-120があります。
国産車でよく見られる100や114.3だけではなく、120もラインアップされている点はTR50の特徴の一つです。
ただし、PCDが一致しても、
- ハブ径
- ボルト
- ナット
- キャリパー
- 車体側クリアランス
が合わなければ装着できません。
特に輸入車を含めて検討する場合は、PCDだけで判断しないようにしてください。
139.7サイズを探している場合は注意

ネット検索ではTR50の139.7サイズに関する販売情報を見つけることがあります。
ジムニーやハイエースなどで検討している場合には気になる部分です。
メーカー公式ページの安全基準に関する説明には、5H-139.7や6H-139.7についての記載があります。
一方、現在公式ページのサイズ一覧で確認できるPCDは、
100
114.3
120
です。
現在のサイズ一覧には139.7が掲載されていません。
そのためネットショップなどで139.7の商品を見つけた場合には、
- 現在も販売されている商品なのか
- 過去設定されたサイズなのか
- 店舗に残っている在庫なのか
- 中古品なのか
を確認してください。
通販サイトでは古い商品ページが検索結果に残っていることがあります。
「商品ページが存在する=現在メーカーから通常購入できる」とは限りません。
カラーはターマックブラック

TR50のカラーはターマックブラックです。
多数のカラーを選べるモデルではありません。
ブラックを基調として、5本スポークの形状やリム部分の造形を見せる方向のデザインです。
明るいボディカラーに合わせれば、ホイールとのコントラストが強くなります。
ブラック系やダーク系のボディなら、足元を同系色でまとめることができます。
ステッカーの有無でも印象を変えられる
ステッカーを使用すればリム周辺へアクセントを加えられます。
ブラック一色でシンプルに装着することも、ステッカーを使ってレーシーな印象を強めることもできます。
購入後に見た目を調整できる部分です。
サイズによってコンケイブの見え方も変わる
TR50の画像を探していると、同じモデルなのにスポークの落ち込みが違って見えることがあります。
これはリム幅やインセットの違いが影響します。
例えば、
17×7.5J +40
と、
17×9J +22
では条件が大きく異なります。
同じ17インチでも、見た目が完全に同じになるとは限りません。
そのため装着画像を見る場合は、
何インチか
だけでなく、
何Jか
インセットはいくつか
まで確認することをおすすめします。
購入予定サイズと大きく異なる写真を参考にすると、実際に履かせたときの印象との差が大きくなることがあります。
ホイール価格は1本単位で考える
メーカー公式価格を見るときに注意したいのが、基本的にホイール1本の価格であることです。
例えば1本55,000円なら、4本では単純計算で220,000円になります。
実際の交換ではさらに、
- タイヤ
- タイヤ組み込み
- ホイールバランス
- ナットまたはボルト
- 送料
- 車両への取付工賃
などが必要になる場合があります。
ホイール単品価格だけで予算を決めず、最終的な総額を確認してください。
タイヤセットを通販で買うときの確認事項
ネット通販ではホイール単品だけでなく、タイヤとセットになった商品もあります。
セット商品なら購入後の手間を減らせますが、注文前に中身を確認してください。
特に確認したいのは、
- ホイールサイズ
- タイヤサイズ
- タイヤメーカー
- タイヤ銘柄
- P.C.D.
- インセット
- 組み込みの有無
- バランス調整の有無
- ナットの有無
- 送料
です。
同じ商品ページで複数サイズを選択する店舗もあるため、最終注文画面でも選択内容を再確認することをおすすめします。
実際の価格については、楽天市場でTR50の価格と在庫を見ると確認しやすくなります。
キャリパー干渉はPCDだけでは判断できない
ホイールを装着できるか確認するとき、PCDとインセットだけを見るのは不十分です。
特にスポーツカーではブレーキキャリパーが大きい場合があります。
ホイール自体がフェンダー内へ収まっていても、スポーク裏側がキャリパーへ接触すれば使用できません。
確認したいのは、
- キャリパーの大きさ
- スポーク裏側との間隔
- ハブ周辺
- 車両個体差
- 社外ブレーキの有無
です。
ブレーキを交換している車両では、純正状態での適合情報をそのまま利用できない場合があります。
不安な場合は、タイヤを組む前にホイール単体で仮当てして確認する方法があります。
純正ホイールから交換するときはインセット差を見る
社外ホイールへ交換するときは、リム幅だけでなくインセットも重要です。
例えば純正が+50で、新しいホイールが+35なら、同じリム幅でも新しいホイールの方が外側へ出ます。
さらにリム幅そのものが広がれば、外側と内側の両方へ幅が増えます。
そのため装着状態を考えるときは、
リム幅だけ
または
インセットだけ
を見るのではなく、両方を組み合わせて考える必要があります。
特に7Jから9Jなど大幅にワイド化する場合は、フェンダーだけでなく内側のクリアランスにも注意してください。
タイヤサイズもホイールとセットで決める
ホイールサイズが決まっても、タイヤサイズが適切でなければ正しく装着できません。
タイヤ幅が広すぎればフェンダーやサスペンションへ接触する可能性があります。
逆に細すぎるタイヤを無理にワイドホイールへ組み合わせると、使用条件によっては適切ではありません。
さらに外径が純正から大きく変わると、
- スピードメーター
- 車高
- フェンダークリアランス
- 走行特性
にも影響します。
ホイールとタイヤは別々に考えず、セットでサイズを決めることが重要です。
TR50とR26・R27はデザインの方向性が違う
MID RACINGシリーズにはTR50以外にも複数のモデルがあります。
TR50は太い5スポークが中心なので、細かなスポークが多数並ぶデザインとは印象が大きく異なります。
別タイプも比較したい場合は、MID RACING R26の記事も確認できます。
さらに別のスポークデザインを探すなら、MID RACING R27の記事も参考になります。
MIDブランド全体から探す場合は、MIDホイールの記事一覧から確認できます。
同じメーカー内で比較することで、価格だけでなくスポーク形状やサイズ展開の違いも分かりやすくなります。
MID RACING TR50を購入する前に確認したいこと
MID RACING TR50は、太い5本スポークとターマックブラックを組み合わせたスポーツホイールです。
購入前に特に確認しておきたいのは、次のポイントです。
重量はメーカー公式では公表されていない
15・16インチは鋳造1ピース
17・18インチはキャストフローフォーミング鋳造1ピース
15×5Jと16×6Jにはディスク突出がある
5H-100・5H-114.3・5H-120の設定がある
現在の公式サイズ一覧では139.7が確認できない
同じインチでもリム幅とインセットで見え方や装着状態が変わる
特にGR86やBRZなどで検討する場合は、5H-100というPCDだけで判断せず、リム幅、インセット、タイヤサイズ、キャリパークリアランスを確認してください。
最新のサイズ、価格、仕様はMID公式のTR50製品ページで確認できます。
販売店ごとの実売価格や在庫については、楽天市場でTR50を確認するから探せます。
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