MID RACING R26を調べると、「重量」「17インチ」「18インチ」といった情報とともに、現在でも新品で買えるのか気になっている人も多いはずです。
ここで最初に整理しておきたいのは、R26は2026年9月現在もMID公式サイトに掲載されている一方、以前設定されていたサイズの一部では在庫限り・廃盤が進んでいるということです。
そのため、数年前の記事に掲載されているサイズ表を見て「このサイズが買える」と判断するのは危険です。
もう一つ注意したいのが重量。
R26についてはネット上で具体的な重量を掲載している記事もありますが、現在のMID公式製品ページには各サイズのホイール単体重量は掲載されていません。
公式サイズ表にある「6.3」「6.8」などの数値も重量ではなく、**ディスク突出量(mm)**です。
この記事では、推測した重量や根拠の確認できない口コミではなく、2026年9月時点で確認できる公式情報を中心に、R26を選ぶ際に本当に確認しておきたいポイントを整理します。
R26はまだ現行モデルなのか
MIDの公式サイトを見ると、R26は現在も「MID RACING」の製品として掲載されています。
製品自体が公式サイトから消えているわけではありません。
しかし、ここで「R26は普通に全サイズ購入できる」と判断するのは早いです。
2026年に公開されたMID RACINGの在庫資料を見ると、以前設定されていたR26の一部サイズについて、
- 在庫限りで終了
- 廃盤
という記載が確認できます。
例えば5H-114.3では、
17×7.0J +48のクリスタルブラックとディープチタンシルバー、
17×7.5J +48の一部仕様が「在庫限りで終了」。
18×7.5J +50や18×8.0J +45では廃盤となった仕様もあります。
つまり、現在のR26は、
「製品名としては公式ラインナップに残っているが、旧サイズを順次整理している状態」
と見るのが分かりやすいでしょう。
中古品や通販サイトでは旧サイズも表示されるため、「販売ページがある=メーカーから新品を取り寄せられる」とは限りません。
購入するときは希望サイズまで決めたうえで在庫確認することが重要です。
MID RACINGの他モデルも確認したい場合は、MIDホイールの記事一覧も参考にしてください。
現在の公式ページに残っているサイズを見るとR26の性格が分かる
現在の公式R26ページに表示されているサイズを見ると、以前よりかなり整理されています。
主な掲載サイズは次の通りです。
| サイズ | インセット | PCD | 穴数 | カラー |
|---|---|---|---|---|
| 16×6J | +43 | 100 | 4H | DTS |
| 17×7J | +48 | 100 | 5H | DTS |
| 17×7.5J | +48 | 114.3 | 5H | CBK |
| 18×8J | +45 | 100 | 5H | CBK |
| 18×9.5J | +12 | 114.3 | 5H | CBK / DTS |
| 18×10.5J | +12 | 114.3 | 5H | CBK / DTS |
| 18×10.5J | +22 | 114.3 | 5H | CBK / DTS |
このサイズ構成を見ると、R26には二つの方向性があります。
一つは17×7Jや17×7.5J、18×8Jといった比較的使いやすいサイズ。
もう一つは18×9.5Jや10.5Jといった、明らかにスポーツカーを意識したワイドサイズです。
特に、
18×10.5J +12
まで用意されている点はR26を見るうえで重要です。
「15~18インチまで幅広い車種向け」という説明だけでは、R26本来の特徴が見えません。
実際には、一般的なスポーツモデル向けサイズと、かなり攻めたリム幅・インセットを一つのモデルで持っているホイールです。
R26の重量は何kgなのか

ここは旧記事から最も大きく修正すべき部分です。
現在のMID公式ページには、R26の各サイズについて具体的な製品重量が掲載されていません。
したがって、
「17×7Jは約○kg」
「18×8Jなら約○kg」
と公式値のように断定することはできません。
公式表の6.3kgや6.8kgという意味ではない
R26の公式サイズ表を見ると、
17×7.5Jでは「6.3」、
18×8Jでは「6.8」
という数字があります。
これを重量と勘違いしやすいのですが、この欄は**DISK突出(mm)**です。
例えば、
- 17×7J +48:7.7mm
- 17×7.5J +48:6.3mm
- 18×8J +45:6.8mm
- 18×9.5J +12:4.6mm
- 18×10.5J:5.6mm
となっています。
つまり「6.8」という数字を見て「18インチで6.8kg」と解釈してはいけません。
これは重量ではなく、ホイールディスク面がリムフランジより外側へ出る量です。
重量を重視してR26を選ぶ場合は、購入予定サイズについて販売店や実測情報を個別に確認する必要があります。
サイズが違えばリム幅も材料量も異なるため、一つのR26実測値を別サイズへ当てはめるのも適切ではありません。
17インチと18インチだけ製法が違う

R26で重量と一緒に確認しておきたいのが製法です。
公式仕様では、R26は、
17インチ・18インチ:キャストフローフォーミング鋳造1ピース
15インチ・16インチ:鋳造1ピース
となっています。
つまり「R26はフローフォーミングホイール」という説明だけでは不十分です。
17インチと18インチはフローフォーミングですが、15インチと16インチは通常の鋳造1ピースです。
R26を軽量スポーツホイールとして検討している人ほど、この違いは確認しておいた方がいいでしょう。
フローフォーミングは鋳造したホイールのリム部分を成形していく工法で、R26では17・18インチへ採用されています。
ただし、フローフォーミングだから「必ず○kg軽い」とまでは公式情報から判断できません。
R26の場合、
製法は確認できるが、具体的な単体重量は公式非公表
と分けて考えるのが正確です。
R26はなぜ2×6スポークなのか

R26を他のMID RACINGと区別するうえで、一番分かりやすいのが2×6スポークです。
単純な12本スポークではなく、2本のスポークを1組として6ブロックで構成しています。
MIDによると、まずスポークシルエットを6つのブロックとして設計し、機能上不要な形状を整理した結果、ツインスポークへ仕上げています。
さらにリムとスポークの接合部分にはブリッジ面を設けています。
ここは見た目だけの処理ではなく、強度・剛性と立体感の両方を狙った部分です。
フランジについても一周を単純な形状にせず、応力のかかりにくい部分へ肉抜きを入れています。
R26を正面だけで見ると比較的細身のスポークですが、斜めから見ると印象が変わります。
その理由がスポーク側面のサイドカットです。
ハイインセットのホイールはディスク面が平面的に見えやすいのですが、R26ではスポーク側面に陰影を作ることで、極端なローインセットを使わなくても立体感が出るよう処理されています。
R26の記事で「スポーティー」「かっこいい」とだけ書くより、この構造まで触れた方が製品の違いが分かります。
サイズ選びでは「ディスク突出」を無視できない

R26では重量以上に、実際の装着で確認したい数値があります。
それがディスク突出です。
現在の公式サイズ表でも、サイズによってディスク突出があるため装着時に注意するよう明記されています。
例えば17×7J +48では7.7mm。
17×7.5J +48では6.3mmです。
ホイールのリム位置だけを計算して「フェンダー内だから大丈夫」と判断しても、スポークやディスク部分がリムより外へ出る可能性があります。
特にツライチに近いセッティングでは、この数mmが重要です。
ホイールサイズを見るときは、
「7.5J +48だから入る」
だけではなく、
ディスク突出まで含めてフェンダーとの位置関係を見る
必要があります。
これは旧記事にあった「おすすめ車種一覧」を大量に並べるより、R26を実際に購入する人にとって重要な情報です。
キャリパー干渉も車種名だけでは判断できない

もう一つ注意したいのがブレーキキャリパーです。
PCD、リム幅、インセットが合っていても、キャリパー形状によって装着できない場合があります。
MIDも、装着できない車種・グレードがあることを案内しています。
特にスポーツグレードでは、大型キャリパーが採用されている場合があります。
そのため、
「86用」
「スイフトスポーツ用」
「WRX用」
と通販サイトに書かれているだけで判断するのではなく、
- 車種
- 型式
- グレード
- ブレーキ仕様
- 希望するR26のサイズ
まで確認して購入した方が安全です。
社外ブレーキキットへ交換している車では、さらに現車確認の重要性が高くなります。
6H-139.7仕様があったこともR26の特徴

R26は乗用車向け5穴だけのモデルではありません。
公式スペックでは6H-139.7について、
JWL(800kg)
JWL-T(955kg)
VIA
への適合が明記されています。
過去には6穴仕様も展開されており、R26のラインナップがスポーツカーだけを対象としていたわけではないことが分かります。
ただし現在の公式サイズ・価格欄を見ると、PCD100と114.3が中心です。
6H-139.7を探している場合は、過去の製品紹介や中古販売ページだけを見て判断せず、現在のメーカー在庫を確認した方がいいでしょう。
R25やR27と名前は近いが「後継順」ではない
MID RACINGにはR25、R26、R27があります。
名称だけを見ると、
R25 → R26 → R27
の順で新しくなった後継モデルのようにも見えます。
しかし、商品選びではこの理解をしない方がいいでしょう。
それぞれデザインとサイズ設定が違います。
R26の中心は2×6スポーク。
R25は2×5スポーク系。
R27は2×7のレーシングメッシュを特徴としています。
つまり「R27の方が数字が大きいからR26より上位」と考えて選ぶシリーズではありません。
特にR27は15・16インチの4H-100を中心とする現在の構成で、R26の18×9.5J・10.5Jのようなサイズとは狙っている領域がかなり異なります。
R26の代替としてR27をそのまま選ぶというより、車種と必要サイズによって候補が変わると考えるのが適切です。
15~16インチの4H-100を検討している場合は、サイト内の「MID RACING R27」の記事も比較材料になります。
R27は15・16インチの4H-100を中心とする現在の構成で、R26の18×9.5J・10.5Jのようなサイズとは狙っている領域がかなり異なります。
そのため、R26の単純な後継としてR27を見るのではなく、車種や必要サイズによって選び分けるのが適切です。
15~16インチの4H-100を検討している場合は、MID RACING R27の特徴・サイズを解説した記事も参考にしてください。
CBKとDTSでは同じスポークでも見え方がかなり変わる
R26には、
- クリスタルブラック(CBK)
- ディープチタンシルバー(DTS)
があります。
R26の場合、単に「黒かシルバーか」で選ぶだけではありません。
R26の特徴であるサイドカットや細身のツインスポークは、光の当たり方によって陰影が出ます。
クリスタルブラックでは足元全体が締まって見えやすく、スポークとタイヤの境界も一体化しやすい傾向があります。
一方、ディープチタンシルバーではスポークの輪郭が分かりやすく、2×6デザインそのものを見せやすくなります。
ボディカラーとの相性もありますが、
ホイールを黒く引き締めて見せたいならCBK
R26のスポーク形状を見せたいならDTS
という考え方はできます。
ただし、サイズによって現在選べるカラーが異なるので、「R26には2色あるからどのサイズでも選べる」と考えない方がいいでしょう。
これから新品のR26を探すなら、サイズを先に決める
R26は、現在の状況を考えると「まず色を選んで、そのあとサイズを考える」という買い方には向きません。
先に確認したいのは、
自分の車に必要なサイズが現在残っているか
です。
特に5H-114.3の旧サイズには、在庫限りや廃盤となっているものがあります。
通販サイトには商品ページだけ残っているケースもあるため、
- 車両型式とグレードを確認
- 必要なリム幅・インセット・PCDを確認
- R26の現在の設定と照合
- ディスク突出とキャリパークリアランスを確認
- 最後にカラーと販売価格を比較
という順番で探す方が失敗しにくいです。
現在の販売価格や在庫を探す場合は、楽天市場でMID RACING R26を確認すると複数店舗を比較できます。
R26を2026年に選ぶなら「古いスペック表」をそのまま信用しない
MID RACING R26は、2×6スポークとサイドカットを組み合わせたデザインだけでなく、17・18インチへのフローフォーミング採用や、スポーツカー向けのワイドサイズまで持っている点が特徴です。
一方、現在は旧サイズの整理も進んでいます。
そのため、これからR26を購入する人にとって重要なのは「評判が良いか悪いか」という漠然とした情報ではありません。
確認すべきなのは、
欲しいサイズが現在も入手できるのか。
そして、
そのサイズが自分の車へ実際に収まるのか。
この2点です。
重量についても、現在の公式ページでは具体的な各サイズ重量が公表されていないため、根拠のない数値を購入判断に使わない方がいいでしょう。
特に公式サイズ表の「6.3」「6.8」などは重量ではなくディスク突出量です。
R26を新品で検討している場合は、古いサイズ表だけで判断せず、最新の公式ラインナップと販売店の在庫を照合してから選ぶことをおすすめします。
最新仕様は「MID RACING R26公式製品ページ」で確認できます。
通販価格や在庫を比較する場合は、楽天市場でMID RACING R26を探すから確認できます。



