レイズ デイトナ M9とM9+の違い|サイズ・車種別仕様とSPEC-M比較

レイズ デイトナ M9+の記事用アイキャッチ。雨の高架下に停車した白いオフロード仕様ミニバンと、M9+のタイトル文字 RAYS

「レイズ デイトナ M9」で探すと、旧M9の装着レビューと現行M9+の商品ページが並びます。9交点メッシュとビードロック風の外周デザインが似ているため、写真だけではどちらの情報か分かりにくいモデルです。さらにM9+ SPEC-Mもあり、色違いだと思って選ぶと15インチのインセットや付属キャップが変わります。

購入する仕様を絞るには、旧型と現行を分けたうえで、車両の穴数・P.C.D.からサイズ表を読むのが確実です。ここでは旧M9からの変更点、15〜18インチの現行設定、ハイエース・ジムニー・デリカで残る確認事項を整理します。製品仕様と価格は2026年11月5日のRAYS公式掲載情報を基準にしています。

旧M9からM9+へ。引き継いだ9交点メッシュと変更点

RAYS TEAM DAYTONA M9+のセミグロスブラック(BOJ)。メッシュ状のディスクと外周部が見えるホイール単体の斜め写真

メーカーは、2019年に誕生したM9のデザインを継承し、2023年にM9+へ進化させたと説明しています。現行品も鋳造1ピースで、9つの交点を持つメッシュとビードロックテイストのリムが中心です。外周の意匠はビードロック風であり、それだけでタイヤのビードを機械的に固定する競技用ビードロック機構を備えると解釈してはいけません。

変更点はRAYSのAMTによるフランジ部分のマシニングロゴと、重量の軽減です。外周にRAYS、TEAM DAYTONAの文字を切削することで、似た輪郭の旧型との識別材料になります。ただし販売店が代表写真を使っている場合もあるため、写真に文字が見えるかだけでなく、商品名の「+」、製品コード、カラー記号で確認してください。

確認する点旧M9の情報を読む場合現行M9+で確認する内容
登場時期2019年登場のモデル2023年の進化モデル
基本デザイン9交点メッシュとビードロックテイスト基本意匠を継承しAMTマシニングロゴを採用
重量レビューのサイズ・計量条件を確認軽量化の説明あり。全仕様の単体重量一覧は未掲載
サイズ・価格当時の記事や販売ページの数値現在の公式注文用サイズ表を優先
中古品・補充旧型の現物表示と付属品を照合旧型と同色・同形状の補修部品とは限らない

旧M9の記事で17インチが「発売予定」と紹介されていても、現行のM9+には17インチの設定があります。過去の価格や当時の展開を、そのまま今の選択肢として使わないことが重要です。一方、旧M9がいつ全仕様で生産終了したかは、今回確認した公式資料だけでは断定できません。現在の公式ページと、流通している旧型在庫は別の情報として扱います。

レビューサイトではM9の製品欄にM9+の装着例が混在していました。旧型の評価をすべて現行品の評価とみなしたり、特定の車両での感想を他車種へ広げたりしないようにします。中古を含めて探すなら、「M9だから同じ」ではなく、裏側のサイズ表示や販売元が示す品番まで照合する必要があります。

「軽量化」と「このサイズは何kgか」は別の情報

M9+の公式製品ページには軽量化の説明がありますが、全サイズの単体重量一覧は確認できませんでした。旧型比の割合だけから、現在買う16×6.5Jや17×8Jのkg数を逆算することはできません。比較対象となる旧型のサイズと測定条件が必要だからです。

重量が購入判断を左右する場合は、購入予定の製品コードを指定して販売店へ確認します。タイヤセット全体の重さとホイール単体の重さ、キャップ・バルブの有無もそろえてください。4穴の15インチと6穴の17インチを同じシリーズとして比較しても、車両に取り付けられる候補同士の比較にはなりません。

レイズ デイトナ M9のサイズ選びは、インチより穴数とP.C.D.を先に

RAYS TEAM DAYTONA M9+のブラック/ディスククリアスモーク(BEL)。メッシュディスクとリム外周を斜めから写したホイール単体

現行M9+は15・16・17・18インチを展開しています。4穴は100、5穴は100・114.3・127・139.7、6穴は139.7が掲載されていますが、すべての組み合わせが各インチにあるわけではありません。まず車両の取付規格に該当する行だけを残すと、候補を誤りにくくなります。

通常版のカラーはセミグロスブラックBOJとブラック/ディスククリアスモークBELです。表は1本・税込のメーカー希望小売価格で、BELの「なし」は確認時点の公式表に設定がないことを示します。タイヤセット価格とは区別してください。

インチ・サイズ穴数・P.C.D.インセットBOJ/BEL税込価格仕様を絞る手掛かり
15×5J4H-100+4550,600円/55,000円ハブ径65mm、ディスク突出4.8mm
16×5.5J5H-139.7+2053,900円/59,400円ジムニー向け掲載、キャップ注意あり
16×6J5H-139.7−555,000円/60,500円シエラ等は車種別照合
16×6.5J6H-139.7+3856,100円/61,600円ハブ径106.1mm、ハイエース候補
16×7J5H-100+4857,200円/なし同じ5穴でも114.3とは別品番
16×7J5H-114.3+3757,200円/62,700円デリカD:5の掲載例あり
17×7J5H-114.3+40/+3267,100円/72,600円同幅でも8mmの位置差
17×7J5H-127+4067,100円/72,600円取付時のワッシャー注記あり
17×8J6H-139.7+20/068,200円/73,700円6穴SUV系、車型別確認
17×8.5J6H-139.7−1069,300円/なし幅と外側位置の確認が必要
18×7.5J5H-114.3+45/+38/+3273,700円/79,200円は+38のみBELを選ぶとインセットも限定

15インチは4穴専用。デリカミニとデリカD:5を分ける

15インチの通常版は15×5J・+45・4H-100です。「デリカ」という名前だけでD:5向けの5H-114.3と混ぜないようにしてください。軽自動車向けの候補ではあっても、すべての4H-100車へ無条件に付くわけではありません。デリカミニも型式・年式・車両仕様を確かめ、ブレーキと外側の余裕を照合します。

このサイズの公式表にはディスク突出4.8mmとあります。リム幅とインセットだけで計算した外側位置より、ディスク部分が外へ出ることがあるため、リムだけを基準にフェンダーとの余裕を見積もらないことが重要です。通常版とSPEC-Mはこの突出値が同じでも、インセットが異なります。

17インチは5H-114.3と5H-127が同じ幅・インセットで並ぶ

16インチも規格によってハブ径が違います。5H-139.7は108.8mm、6H-139.7は106.1mm、5H-114.3は73.1mm、5H-100は65mmです。P.C.D.の数字が同じ139.7でも、ジムニー系の5穴とハイエース候補の6穴はハブ径まで異なります。商品説明の「139.7対応」という短い表記だけで買わないようにしてください。

一方、サイズ表のHub Clearanceはハブ径とは別の項目です。16×6.5J・+38の36mmや16×7J・+37の47mmを、ハブ穴の直径やリムの深さと混同しないことが重要です。ハブ周辺の車両側突出との照合が必要な場合は、公式表の項目名をそのまま取付店へ示せば、別の寸法を比較する間違いを減らせます。

17×7J・+40には5H-114.3と5H-127があります。数字のうち「17・7・40」が一致していても取付互換性はありません。BOJの製品コードは前者が38127704095BOJ、後者が38127704089BOJです。見積書でこの末尾側の規格部分まで確認すると、同じサイズ名による取り違えを防げます。

5H-127の行には、取り付け前にスタッドボルト根元のワッシャーを外す旨の公式注記があります。これは該当仕様の注意であり、ほかの車種・規格でも一律に外す作業ではありません。車両側の状態とメーカーの注記を取付店に確認してもらいます。

18インチのBELは+38だけ

18×7.5JのBOJは+45・+38・+32から選べますが、BELは+38のみです。色の写真を見て+32のBELを探しても、現行公式表には該当行がありません。外側への出方を優先するのか、ディスククリアスモークの見た目を優先するのかで、選べる候補が変わります。

18インチは同幅なので、+45から+38へ変えると7mm、+38から+32なら6mm外へ位置が移ります。ただしこの差は公称幅と取付面を基準にした幾何学的な差で、タイヤの銘柄による幅や車高変化まで含めた装着判定ではありません。色と位置を別々に検討し、最後に存在する品番へまとめます。

ハイエース・ジムニー・デリカで、公式確認が残る箇所

以下はRAYSの車種別マッチング検索に掲載された例です。同じ車名でも型式を広げず、公式行の条件を残しました。*は突出・干渉の可能性を示す記号で、掲載自体が無加工装着や車検適合を保証するものではありません。

車型掲載例公式注意・選定時の確認
ハイエース TRH224W・2WD16×6.5J +38、6H-139.7前側に*。外側の余裕を確認
ハイエース TRH219W・4WD16×6.5J +38、6H-139.7前後に*、前側内側欄は不明表記
ジムニー JB64W16×5.5J +20、5H-139.7前側に*。製品ページにもキャップ突出注意
ジムニーシエラ JB74W16×6J −5、5H-139.7取得した行に干渉注意記号なし
ジムニーノマド JC74W16×6J −5、5H-139.7前後に*。シエラの結果をそのまま流用しない
デリカD:5 CV1W16×7J +37/17×7J +40・+325H-114.3。取得した行に干渉注意記号なし
デリカD:5 CV1W18×7.5J +45・+38・+32+32は前側に*、+45・+38は当該記号なし

ハイエースの16インチは、荷重とキャリパーも確認する

白いトヨタ ハイエースの屋外装着写真。黒系メッシュホイールとルーフラックを斜め前から撮影

16×6.5J・+38の通常版BOJは38126653816BOJ、BELは38126653816BELです。6穴仕様にはJWL&JWL-T、RAYSのJWL+R Spec 1が示されています。一方、4穴・5穴仕様の規格表示はJWL+R Spec 1です。シリーズ全体に同じ荷重表示があると読み替えず、購入する行を確認します。

車両に必要な荷重条件はタイヤも含めた確認事項です。タイヤセットで注文するなら、インチと外径だけでなくロードインデックス等も確認してください。とくに積載条件が関わる車両では、「ホイールにJWL-T表示がある」という一点だけでセット全体の適否を決められません。

公式例のTRH224WやTRH219W以外へ広げる場合、同じハイエースという名称だけで判断しないようにします。ブレーキ仕様、駆動方式、現在の足回りを伝え、タイヤ組付け前にキャリパーやダストカバーとの干渉を確認します。公式表の「不明」はクリアランスが確保されているという意味ではありません。

ジムニー用は付属キャップにも注意が必要

ルーフラックとフロントガードを備えたグレーのジムニーシエラ。オフロードタイヤとメッシュホイールが見える斜め前写真

5H-139.7用は、ほかの規格用とは付属センターキャップの品番が違います。さらに通常版の製品ページは、16×5.5Jをジムニーに装着したときセンターキャップがフェンダーから突出する旨を明記しています。ホイールの幅とインセットが一般的な候補に見えても、キャップを含めた外側形状を確認しなければなりません。

シエラJB74WとノマドJC74Wには同じ16×6J・−5の掲載例がありますが、取得した公式マッチングではノマド側に前後の注意記号が付いています。車名が近いことやP.C.D.が同じことを理由に、シエラの結果をノマドへそのまま移さないでください。

デリカD:5はタイヤ込みの装着例をそのまま純正車へ当てはめない

ルーフラックを載せた白い三菱デリカD:5に黒系メッシュホイールを装着した斜め前からの写真

CV1Wの公式例では、16インチに215/70R16、17インチに225/60R17、18インチに225/55R18が組み合わされています。これは今回取得した掲載例の条件です。大型のオフロードタイヤを付けた販売店の装着写真とは、タイヤ寸法や車高が異なる場合があります。

同じ18×7.5Jでも+32には前側の注意記号があるため、外側へ出したいという希望だけで選ばないことが大切です。リフトアップされた展示車の写真を参考にする場合は、その変更内容とタイヤサイズを確認し、純正状態で同じ見え方やクリアランスになるとは考えないようにします。

楽天市場でM9+を探す際は、車名だけで絞らず、穴数・P.C.D.・インセット・カラー記号まで一致する商品について、価格と納期を確認してください。

M9+ SPEC-Mは色以外に15インチと付属品が違う

SPEC-MはセミグロススーパーダークガンメタのAOJを設定するモデルです。落ち着いた塗装色だけが違うように見えますが、現行表では通常版にあるすべてのサイズを網羅していません。15インチはインセットが+47で、通常版の+45と2mm違います。

比較項目通常M9+M9+ SPEC-M
カラーBOJ/BEL、サイズにより設定差AOJ
15×5J・4H-100+45、BOJ50,600円+47、49,500円
15インチの製品コード38125504592BOJ38195504792AOJ
16インチ5.5J+20、6J−5、6.5J+38、7J+48/+375.5J+20、6J−5、6.5J+38、7J+37。5H-100の7J+48は未掲載
17インチ5穴2規格、6穴複数インセット7J+40・5H-114.3、8J+20・6H-139.7
18×7.5J・5H-114.3BOJ+45/+38/+32+38のみ、72,600円
付属バルブNo.21アルミバルブNo.59スナップインバルブTR413
付属センターキャップNo.102、5H-139.7はNo.104No.103、5H-139.7はNo.105

SPEC-Mの公式サイズ・付属品表で、通常版に近い条件の候補を探せます。共通のサイズでは通常版BOJより1本1,100円低い設定ですが、15インチはインセットが異なるため完全に同じ寸法の価格比較ではありません。4本分の価格差4,400円だけで判断する前に、必要な位置と色を優先します。

15インチで+45から+47へ変えると、同じ5Jなので公称リム位置は2mm内側へ寄ります。公式のハブクリアランスも通常版30mm、SPEC-M28mmです。外側を少し抑えられる一方、車両内側の余裕を同じと考えることはできません。ホイール外周のディスク突出4.8mmという別項目とも混同しないでください。

SPEC-Mにも、ジムニーに16×5.5Jを装着した場合のセンターキャップ突出注意があります。キャップが別品番だからこの注意がなくなるわけではありません。塗装色や価格に目が向きやすい比較ですが、車種別注記と付属品まで含めると、買い直しを防ぐ判断材料になります。

デリカD:5向けの16×7J・+37を比べるなら、通常BOJは38126703795BOJで57,200円、SPEC-Mは38196703795AOJで56,100円です。この組み合わせは幅・インセット・5H-114.3がそろうため、色、バルブ、キャップと価格を中心に比較できます。逆に17×7J・+32を希望する場合、SPEC-Mの現行表に同じ設定はなく、色だけを選び直す比較にはなりません。

見積もりをそろえると、色の価格差と取付費用を比較しやすい

通常版のBOJとBELは、15インチで1本4,400円、両色が設定される16〜18インチでは1本5,500円の価格差があります。たとえばハイエース候補の16×6.5J・+38なら、BOJ4本のメーカー希望小売価格は224,400円、BEL4本は246,400円です。いずれもタイヤ、ナット、送料、工賃等を含めた最終支払額ではありません。

販売価格を比較する際は、ホイール単品1本、4本セット、タイヤ4本とのセットを分けます。タイヤ込みなら銘柄、サイズ、ロードインデックス、組付けとバランス調整の有無をそろえてください。同じホイールの写真でも、タイヤの違いだけで見積額は変わります。

付属キャップとバルブの費用を二重に計上していないかも確認できます。一方、ナットや車両側の空気圧監視装置の扱いなどは、ホイールの付属品表だけでは完結しません。既存部品を流用する前提なら、取付店へ現車の情報を伝えて可否を確認します。

中古の旧M9を1本だけ補充したい場合は、現行M9+の新品を同じ外観の補修品と考えないほうが確実です。フランジロゴ、色記号、キャップ、製品そのものの型式を確認し、4本の外観をそろえる必要があるかを先に決めます。傷や修理歴、変形の有無は写真だけでは判断しきれないため、販売元の状態説明も必要です。

楽天市場で注文する前に、旧M9・M9+・M9+ SPEC-Mの正式名と製品コードを照合し、タイヤを含む総額、付属品、取付条件を販売店へ確認してください。

ジムニー系で軽さも重視するなら、鋳造のM9+に加えて鍛造A-LAP-Jの重量公表条件と車種別注意点を比較できます。どちらも16インチの5H-139.7を設定しますが、6Jの通常モデルはM9+が−5、A-LAP-Jが+5で、同じ位置には付きません。

RAYSの別シリーズと比較する際は、RAYSホイールの記事一覧で用途を分けて探せます。たとえば6本スポークのgramLIGHTS 57DRのサイズと選び方は乗用スポーツ向けの比較対象です。名前が似たオフロード系の派生モデルと取り違えず、M9+と共通の取付規格があるかを確かめてから候補にしてください。

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