BBS RS-GTの重量と価格|18・19・20インチの型番別サイズと17インチの探し方

夕焼けの山道に停まる黄色いマツダRX-7 FD3SとゴールドのBBS RS-GT GL-SLDを描いたアイキャッチ用CG BBS

BBS RS-GTは、鍛造2ピースの構造に、レーシングホイールを思わせるクロススポークを組み合わせたモデルです。検索すると17インチや18インチ、BMW用などさまざまな商品が見つかりますが、現在の公式表にある仕様と、過去の型番や販売店の在庫は分けて見る必要があります。

2026年11月2日に確認したBBS JAPANの製品表では18・19・20インチが掲載されています。例えば18×7.5JのRS908は8.9kg、税込151,800円/本。これは同一モデルの全サイズに当てはまる重量や価格ではありません。この記事では型番に結び付けて数値を整理し、同じインチでも選び方が変わる理由を説明します。

BBS RS-GT RS906のダイヤモンドシルバークリアポリッシュ。シルバーのクロススポークと磨かれたリム

RS-GTは生産終了?17インチを探す前に確認したいこと

RS-GTは確認時点でBBS JAPANの製品一覧に掲載され、18・19・20インチの型番と価格が表示されています。したがって、モデル全体を「すでに生産終了」と断定することはできません。一方で、掲載されていることは、希望の型番や色が即納されることを意味しません。納期・受注状況は取扱店に確認してください。

通販や中古市場では17インチの商品も見つかります。これを理由に公式表の現行サイズを17〜20インチと書くと、探している人が現行カタログから注文できると誤解しかねません。17インチの情報を見つけたら型番、製造時期、新品在庫か中古品か、現在供給される補修部品を確認しましょう。販売ページが残っていても、注文時に在庫切れの場合があります。

公式表は変更される可能性があります。購入時はBBS JAPANのRS-GT製品ページと注文先の最新情報を照合し、掲載のない型番はその時点の取り扱いを問い合わせてください。

旧17インチのRS934とRS987は2018年資料で確認

BBSの2018年公式カタログの冊子32ページには、RS934とRS987が掲載されています。現在の税込価格表とは年代も税の表記も異なるため、次の表は当時の仕様を識別するために使ってください。重量欄がない資料なので、現行18インチなどの数値を当てはめていません。

旧型番当時のサイズ穴数/PCDハブ/ディスク2018年税別1本
RS93417×7.0J +505/114.3PFS/Round85,500円
RS98717×7.5J +485/100PFS/Round87,500円

RS934とRS987は単に幅が0.5J違うだけではなく、PCDそのものが異なります。旧17インチを探すときは「RS-GTの17インチ」という商品名より、この二つの違いを先に確認します。17インチ・5穴という情報だけでは、どちらが自車の候補か判断できません。

2018年の適用車種欄には、RS934でオデッセイRC1、ステップワゴンRP3、レガシィB4 BN9、レヴォーグVM4など、RS987でCT200h、プリウス、86/BRZなどが記載されています。ただし一部にはチューナーサイズの印があり、掲載当時の型式・仕様が前提です。この記載を現行の同名車、GR86、すべてのグレードへ広げることはできません。

現行表から17インチが見つからないことと、過去に正規設定がなかったことは別です。反対に、2018年に掲載された事実だけでは、現在も新品を受注できるとはいえません。販売店には「旧型番の未使用在庫なのか」「実物の刻印は何か」「補修部品の供給を確認したか」を聞くと、現行品との取り違えを防げます。正確な廃番日は今回確認した資料にはありません。

18インチの重量と価格|同じ7.5Jでもインセットが異なる

以下はBBS公式に掲載された現行18インチ全7型番です。全型番PFSのハブリング仕様です。価格は2026年11月2日確認の税込メーカー掲載価格、ホイール1本分です。色による追加料金は後で説明します。

型番サイズインセット穴数/PCD公表重量税込1本
RS90818×7.5J+455/114.38.9kg151,800円
RS93218×7.5J+505/114.38.9kg151,800円
RS91018×8.0J+355/1129.6kg154,000円
RS92918×8.0J+405/114.39.4kg154,000円
RS98218×8.0J+435/1129.6kg154,000円
RS90218×8.5J+365/114.39.5kg156,200円
RS93018×9.0J+455/114.39.3kg158,400円

RS908とRS932は直径、幅、穴数、PCD、公表重量、価格が同じでも、インセットが5mm違います。同じ幅で比較すると、+45のRS908は+50のRS932に対してホイールの内外両端が5mm外側へ移ります。これはリム幅と取付面から計算した位置関係であり、スポーク形状やブレーキとの間隔まで分かるものではありません。

また18×9.0JのRS930は9.3kgで、表の18×8.5J RS902の9.5kgより公表重量が小さい例です。幅だけで重量の順番を決めず、PCDやインセットを含む型番ごとに比較する必要があります。公表重量はホイール単体の比較値として扱い、タイヤや取付部品を含む車両全体の重量とは区別してください。

RS910とRS982はともに18×8.0J・5/112、9.6kg、154,000円ですが、インセットは+35と+43です。幅が同じため前者のリム両端は後者より8mm外に移ります。ただしディスクの立体形状やキャリパー隙間は、この差だけでは判断できません。

18インチではPCD114.3の7.5Jが2型番、8.0J・8.5J・9.0Jが各1型番、PCD112の8.0Jが2型番という構成です。欲しい幅だけを決める前にPCDで分けると、例えば5/112の車にRS929を選んでしまう間違いを避けられます。どれもPFSという表示ですが、これはPCDを変換する仕組みではありません。

同じPCD114.3でRS908からRS929へ比べると、幅は7.5Jから8.0Jへ12.7mm広がり、インセットは+45から+40へ変わります。幅の増分の半分6.35mmとインセット差5mmを合わせ、リム外側は11.35mm外へ、内側は1.35mm内へ広がる計算です。「インセット差は5mmだから外側も5mmだけ」と読むと、幅の変化を見落とします。この計算は同じ取付面での公称リム位置の比較で、タイヤ側面やスポークの突出量を表すものではありません。

19・20インチのサイズ選びと4本の予算

白い40系トヨタ アルファードにBBS RS-GT DS-SLD風のシルバーメッシュホイールを合わせたCGイメージ。実車適合例ではない

19インチ全6型番:8.5JでもPCDとインセットを区別

型番サイズインセット穴数/PCD公表重量税込1本
RS95119×8.0J+455/114.39.7kg192,500円
RS91819×8.5J+385/114.310.1kg195,800円
RS92319×8.5J+385/11210.0kg195,800円
RS97019×8.5J+435/114.310.1kg195,800円
RS99119×8.5J+305/11210.4kg195,800円
RS92419×9.5J+385/11210.2kg202,400円

同じ19×8.5J・+38でもRS918とRS923はPCDが違います。価格やインセットが一致しても、車両側のPCDに合わなければ候補にはなりません。販売店の一覧で「19インチ8.5J」だけを見て購入せず、最後の型番まで指定して確認しましょう。19インチ全6型番を上表に統合しました。

RS918とRS970も19×8.5J・5/114.3、10.1kgで同額ですが、インセットが+38と+43です。同じ車に入るかを決める前に、各型番のメーカー車種別表を確認しましょう。

RS923とRS991はいずれも19×8.5J・5/112ですが、前者が+38・10.0kg、後者が+30・10.4kgです。同じ価格でも型番を変えれば位置も重量も変わります。RS991のほうが8mm外へ移る計算になる一方、重量は0.4kg大きいので、外に出る仕様ほど軽いという読み方もできません。適合する型番を絞った後に重量を比較することが必要です。

20インチ全2型番:同じ10.6kgでも幅と価格は異なる

型番サイズインセット穴数/PCD公表重量税込1本
RS96720×8.5J+385/114.310.6kg235,400円
RS96820×9.5J+385/114.310.6kg242,000円

RS967とRS968は直径・インセット・PCD・公表重量が同じで、幅が8.5Jと9.5Jに分かれます。幅の差は25.4mmで、同じ取付面ならリムの内外両側へ12.7mmずつ広がります。重量が同じだから取付条件まで同じ、という意味ではありません。9.5Jにする場合はタイヤの適用リム幅と車両内側の余裕も別に確認します。

価格差は1本6,600円です。前をRS967、後ろをRS968として各2本で計算するなら、ホイールの基準価格合計は954,800円、公表重量の単純合計は42.4kgとなります。前後指定はこの価格計算から決まるものではなく、装着先の公式車種表に従います。20インチの一覧には現時点で5/112の設定がないため、19インチに5/112があるからといって同じ条件で20インチも選べるわけではありません。

同じ型番4本を使う単純計算では、RS908が607,200円、RS951が770,000円、RS967が941,600円です。いずれも表の基準価格を4倍したホイール代で、タイヤ、組み付け、バランス調整、脱着、追加部品は含みません。前後で異なる幅を使う場合は、前後の型番それぞれの単価と本数で計算します。

楽天市場でBBS RS-GTの型番別販売価格を確認する

カラーによる価格差と、見積もりで確認する項目

公式ページにはゴールド×シルバーダイヤカット(GL-SLD)、ダイヤモンドシルバー×シルバーダイヤカット(DS-SLD)、ダイヤモンドブラック×シルバーダイヤカット(DB-SLD)が記載されています。DS-SLDとDB-SLDには、公式上それぞれ5,500円の追加表示があります。

黒いBMW M3セダンにシルバー系のメッシュホイールを合わせたCGイメージ

※上のBMW画像は生成イメージです。実車装着例や特定車種への適合を示すものではありません。

たとえばRS908を4本、対象の追加色でそろえる場合は、基準価格607,200円に追加分22,000円を加えた629,200円が計算上のホイール代です。表示時点の仕様を基準にした試算で、実売価格や工賃込みの見積額ではありません。各型番と色の組み合わせが注文できるかも含めて販売店に確認してください。

比較時は「1本」「4本」「タイヤ付き」を必ずそろえます。安いと思った表示が1本価格、別の表示がタイヤセット価格ということもあります。送料、組み付け場所への配送可否、納期、キャンセル条件も価格に並べて確認すると、購入後に条件の違いに気付きにくくなります。

LM・SUPER-RSと寸法をそろえて重量と価格を比較

どれもBBSの2ピース系を検討する際に並びやすいものの、同一サイズ・同一型番の重量を確認せずに軽重を決めることはできません。RS-GTは公式がチタンボルトとリムの加工を挙げるモデルです。LMはクロススポークとリムの意匠に特徴があり、SUPER-RSは伝統的なメッシュの外観を備えます。

優先する外観を決めた後、車に合うサイズを各公式表で抽出し、その候補同士の重量と価格を比較する順番が実用的です。デザイン名だけでなく、前後で必要な幅とPCDがそろうかによって、実際に購入できる選択肢は変わります。既存のBBS LMの記事やSUPER-RSの記事も比較の出発点になります。

LMとの18インチ比較:同径・同幅・同PCD・同インセット

次の2組はLMの公式仕様とRS-GTの数値を照合したものです。どちらもアルミ鍛造2ピースで、表の価格は各モデルのGL-SLD基準価格を使用しています。外観やスポーク裏面まで同じという意味ではありません。

モデル・型番寸法/穴数・PCD公表重量税込1本
RS-GT RS90818×7.5J +45/5-114.38.9kg151,800円
LM LM09518×7.5J +45/5-114.310.0kg155,100円
RS-GT RS92918×8.0J +40/5-114.39.4kg154,000円
LM LM08018×8.0J +40/5-114.310.2kg157,300円

7.5Jの組ではRS908が1本1.1kg軽く、3,300円低い公表値です。4本すべてを同じ型番にそろえる計算なら差は4.4kg・13,200円。8.0Jの組ではRS929が0.8kg軽く、価格差は同じ3,300円なので、4本では3.2kg・13,200円です。この2組だけでも、RS-GTとLMの重量差を一律の数字で説明できないことが分かります。

RS-GTのチタン製ボルトやリム加工は製品固有の特徴ですが、重量差のすべてを一つの部品の効果と断定することはできません。購入時はこのように実際の候補型番同士で比較し、LMのリムとクロススポークの見え方を優先するか、同条件での公表重量や予算を優先するかを考えると選択理由が明確になります。

SUPER-RSとは20×8.5Jの2型番を比較

モデル・型番サイズ/PCD/インセット公式重量税込1本
RS-GT RS96720×8.5J/5-114.3/+3810.6kg235,400円
SUPER-RS RS55720×8.5J/5-114.3/+3811.6kg256,300円

上表はホイールの直径・幅・PCD・インセットが一致する1例です。公表重量はRS967が1.0kg軽く、基準価格は20,900円低い計算です。2製品の全サイズに同じ差があるわけではありません。スポーク形状、付属品やキャリパーのクリアランスまで同じとも言えないため、候補車両に合うかはそれぞれのSUPER-RS公式表を含めて確認してください。

4本とも同型番なら重量差はホイール公表値の合計で4.0kg、基準価格差は83,600円です。タイヤやボルトを含む実装重量差や、走行性能の差を示す数字ではありません。価格は各製品の基準仕上げでの比較です。塗色や仕上げを選んだ最終見積もりは別に照合してください。

車種適合は型番と車両仕様の組み合わせで確認

タイヤショップの表示に車名があっても、年式・型式・グレード、ブレーキの種類や車高の違いまですべて共通とは限りません。純正から社外の大型キャリパーへ変更した車両は、純正状態の適合表だけで判断しないことが大切です。インチ、幅、インセット、PCDが合っても、ディスク裏面とキャリパーの干渉は別に確認する必要があります。

まず車検証の型式と年式、駆動方式、純正ホイールのサイズを控え、ブレーキや足回りの変更を販売店に伝えます。次に候補型番とタイヤのサイズ・荷重指数を決め、メーカーの適合情報や店舗の現車確認につなげます。中古車では前オーナーによるブレーキ交換の有無も確認したいところです。

公式表のPFSはハブリング仕様を示します。装着に必要なリングや締結部品の種類は車両とホイールの組み合わせで確認し、手元の純正ナット・ボルトが使えると決めつけないでください。メーカーの車種別情報に記載された前後指定や注意記号も、販売店に読み合わせてもらうと安心です。

BMW 530i M Sport(G30)は前後指定と注意記号を確認

BBS公式の2017年〜BMW 530i M Sport・JA20(G30)適合表には、RS991とRS924が掲載されています。両方にチューナーサイズの印があり、RS924にはリア用の印もあります。「BMW用RS-GT」という商品名だけでは落ちてしまう情報です。ここで確認したのはこの型式・グレードの表であり、ほかの5シリーズに対する適合判定ではありません。

掲載型番寸法公式車種表の記号1本重量/税込価格
RS99119×8.5J +30/5-112チューナーサイズ10.4kg/195,800円
RS92419×9.5J +38/5-112リア用・チューナーサイズ10.2kg/202,400円

この前後候補を各2本とする基準価格は796,400円です。DS-SLDまたはDB-SLDの加算を4本分入れると818,400円。公表重量の合計は41.2kgになります。前後を同価格の4本として見積もると、後輪用の単価差を見落とすため、発注書は「前2本・後2本」の型番まで分けてください。

チューナーサイズの表示は、タイヤや車両の条件によってボディ加工等が必要になる場合があるという注意です。純正車高なら必ず装着可能、車高を下げれば必ず収まる、といった保証ではありません。さらにG30のこの表は5/112です。中古で見つかる別世代BMW向け5/120のRS-GTを、同じBMW用だからと置き換えないことも大切です。

中古のRS-GTを選ぶ際に型番以外で見る場所

中古品は写真の輝きだけで判断しにくく、4本セットでも前後のサイズや修復歴が異なることがあります。ディスク裏側の刻印や型番を4本それぞれ確認し、サイズ・インセット・PCDが出品内容と一致するか照合します。

リムの傷、歪み、クラック、腐食、エア漏れ、過去の溶接や塗装の有無は購入前に質問します。写真だけで内部の損傷や真贋を確定することはできません。気になる点があれば現物を専門店に点検してもらい、メーカーや正規取扱店に部品供給・修理の可否を確認しましょう。ピアスボルトを自分で緩めて判断することは避け、分解や補修は専門業者に相談してください。

同じRS-GTでも、現行表にない型番や過去のカラーを中古で見つけることがあります。過去にあった仕様と現在注文できる仕様を混同しなければ、欲しいものを探しながら補修・維持の見通しも立てられます。楽天市場でBBS RS-GTの在庫と販売条件を確認する際も、新品・中古と型番を分けて見てください。

BBS RS-GT RS903のゴールドポリッシュ(GP)。ゴールドのクロススポークと光沢のあるシルバーリム
BBS RS-GT RS903のダイヤモンドブラッククリアポリッシュ(DBK-P)。濃いグレーのクロススポークとシルバーのリム

ほかのモデルも含めて比較したい場合は、BBSホイールの記事一覧から、それぞれのサイズや構造を確認できます。

旧17インチを含む中古品では、型番の刻印に加え、バルブやハブリングが付いているかも確認してください。現行RS-GTの公式ページには、過去のバルブ仕様について問い合わせる案内があります。見た目が似た金属バルブを寸法確認なしに選ぶと、年代による違いを見逃すおそれがあります。型番と現物写真をそろえて部品を照合する方法が確実です。

リムを交換した品や再塗装品の場合、元の型番が示す純正の寸法・重量・色と現物が一致するかは別問題です。たとえば中古の17インチを買うなら、2018年表は出荷時仕様を確認する基準になっても、現在の現物の状態を証明する資料にはなりません。加工歴がある場合は販売者の説明だけで表の数値を流用せず、専門店の点検結果と合わせて購入を判断してください。

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