BBSの鍛造ホイールの中でも、スポーツ走行を意識するユーザーから高い支持を集めているのがBBS RI-Aです。
細身のクロススポークを採用したレーシーなデザインだけでなく、SUPER GT用ホイールと同じ思想から生まれた本格的なレース仕様であることが大きな特徴です。
16インチから19インチまでラインナップされ、GR86・BRZ・GRヤリス・WRX系などスポーツモデルとの相性も抜群。見た目だけではなく、軽さや剛性、タイヤとの一体感を重視してホイールを選びたい人にとって有力候補になります。
この記事では、RI-Aの重量、価格、サイズ、カラー、評判、18インチの選び方、RI-Dとの違いまで詳しく解説します。
購入候補を探している方は、まず現在の価格や在庫を確認してみてください。
BBS RI-Aとは?SUPER GT直系の鍛造ホイール
RI-Aは、BBS JAPANが販売するアルミ鍛造1ピースホイールです。
BBS公式では、国内最高峰のレース「SUPER GT」で実際に使用されるホイールと「同一の思想・同一の造形」で作られたレース仕様として紹介されています。
単にレーシングホイール風のデザインを採用したモデルではなく、レースで求められる機能性を市販ホイールへ落とし込んでいるのが大きな特徴です。
特に注目したいのが、
- アルミ鍛造1ピース構造
- 5本クロススポークデザイン
- アンチスリップペイント
- スチール製ブッシュ
- 軽量設計
- 豊富なサイズとインセット
といった仕様です。
タイヤとホイールの空転を抑えるアンチスリップペイントを採用し、ホイール脱着を繰り返した際にナット穴を傷めにくくするため、ブッシュにはスチールを使用しています。
こうした部分にも「サーキットで使うこと」を強く意識した設計思想が表れています。
最新のメーカー情報については、BBS公式 RI-A製品ページ でも確認できます。
RI-Aのデザイン|細身のクロススポークが特徴

見た目で最も特徴的なのは、センターからリム方向へ伸びる細身のクロススポークです。
スポークの本数自体は多く見えますが、1本1本が細いため重たい印象になりにくく、スポーツカーの足元を引き締めて見せられます。
また、スポーク間の開口部が広いため、大型ブレーキキャリパーを装着している車両ではブレーキ周辺がよく見えるのも魅力です。
GR86やBRZのようなコンパクトなFRスポーツから、GRヤリスやWRXなどのハイパフォーマンス4WDまで合わせやすいデザインといえるでしょう。
派手な造形で目立たせるホイールというより、
「機能を追求した結果として格好いい」
というタイプです。
長期間使ってもデザインが古く見えにくい点もBBSらしい魅力です。
BBS RI-Aの重量はどれくらい?

ホイール選びで気になるのが重量です。
RI-Aはサイズごとに重量が公開されています。
2026年9月時点の公式ラインナップでは、代表的な重量は次のようになっています。
| サイズ | 重量の目安 |
|---|---|
| 16×7.0J | 5.7kg |
| 17×7.5J | 6.9kg |
| 17×9.0J | 7.4kg |
| 18×7.5J | 約7.7~8.0kg |
| 18×8.0J | 約7.8~8.4kg |
| 18×8.5J | 約8.0~8.4kg |
| 18×9.0J | 約8.2~8.6kg |
| 18×9.5J | 約8.4~8.8kg |
| 18×10.0J | 約8.9kg |
| 18×10.5J | 約8.8~9.2kg |
| 18×11.0J | 約9.1kg |
| 19×9.0J | 9.2kg |
| 19×10.5J | 9.7kg |
| 19×12.0J | 約10.1~10.3kg |
※同じリム幅でもPCDやインセットなどによって重量は異なります。
18インチ8.5Jでも約8kg台
人気の高い18×8.5Jを見ると、多くのサイズが約8.0~8.4kgです。
例えば、
RI-A004:18×8.5J +40 5/114.3=8.3kg
RI-A033:18×8.5J +48 5/114.3=8.3kg
となっています。
一般的に純正18インチホイールから軽量鍛造ホイールへ交換すると、車種によってはバネ下重量の軽減につながります。
ただし「何kg軽くなるか」は純正ホイールの重量によって変わるため、車種ごとに比較する必要があります。
単純に軽ければ良いというものではありませんが、スポーツ走行を重視するなら重量は重要な判断材料です。
RI-Aの価格|18インチはいくら?

BBSというブランドや鍛造製法を考えると、決して安いホイールではありません。
しかし、サイズによって価格差があります。
2026年9月時点のBBS公式掲載価格をまとめると、基本価格は次の通りです。
| サイズ | 税込価格・1本 |
|---|---|
| 16×7.0J | 79,200円 |
| 17×7.5J | 108,900円 |
| 17×9.0J | 115,500円 |
| 18×7.5J | 115,500円 |
| 18×8.0J | 117,700円 |
| 18×8.5J | 119,900円 |
| 18×9.0J | 122,100円 |
| 18×9.5J | 124,300円 |
| 18×10.0J | 126,500円 |
| 18×10.5J | 128,700円 |
| 18×11.0J | 130,900円 |
| 19×9.0J | 162,800円 |
| 19×10.5J | 172,700円 |
| 19×12.0J | 182,600円 |
※カラーや仕様により価格が変わります。
18インチ4本では約46万円から
18×7.5Jを4本購入すると、ホイール本体だけで単純計算約46万円。
18×8.5Jなら約48万円になります。
ここにタイヤ、組み込み、バランス調整、必要に応じてナットやその他部品の費用が加わります。
一方、実売価格は販売店や時期によって異なるため、購入時はメーカー希望価格だけではなく販売価格も確認しておきたいところです。
18インチはサイズ展開が非常に豊富

RI-Aの中心となっているのが18インチです。
公式ラインナップでは、
- 18×7.5J
- 18×8.0J
- 18×8.5J
- 18×9.0J
- 18×9.5J
- 18×10.0J
- 18×10.5J
- 18×11.0J
まで用意されています。
さらにPCDも、
5/100、5/108、5/112、5/114.3、5/120、5/130
など幅広く設定されています。
そのため国産スポーツカーだけでなく、BMWやメルセデス・ベンツ、ポルシェなど幅広い車種に対応できるのも特徴です。
ただし、同じ18インチでもリム幅、インセット、PCDによって装着可否は大きく変わります。
「18インチだから装着できる」と判断するのではなく、必ず車種・型式・グレード・ブレーキ仕様まで確認してください。
GR86にRI-Aは装着できる?

GR86との相性は非常に良好です。
BBS公式のGR86(ZN8)適合情報では、代表的に次のサイズが掲載されています。
| サイズ | 型番 | インセット |
|---|---|---|
| 16×7.0J | RI-A022 | +48 |
| 17×7.5J | RI-A053 | +44 |
| 18×7.5J | RI-A021 | +48 |
| 18×8.0J | RI-A037 | +45 |
特にRI-A053は、製品ページでもGR86/BRZ Cup対応として案内されています。
また、ブレンボブレーキ装着仕様のGR86についても、17×7.5JのRI-A053や18×8.0JのRI-A037が公式車種検索に掲載されています。
ノーマル車高なのか、ローダウンしているのか、タイヤ幅を変更するのかによって適切なサイズは変わります。
攻めたツライチを狙う場合は、単にインセットだけを見るのではなくタイヤサイズや車高も含めて判断しましょう。
GRヤリスにも豊富なサイズ設定

GRヤリスもRI-Aとの組み合わせが人気のスポーツモデルです。
BBS公式のGXPA16向け適合情報では、
- 18×8.0J +43
- 18×8.0J +45
- 18×8.5J +35
- 18×8.5J +40
- 18×8.5J +48
- 18×9.0J +45
- 18×9.0J +50
など複数のサイズが掲載されています。
標準的に使いやすいサイズからチューナーサイズまで選択肢があるため、街乗り主体なのか、見た目を重視するのか、サーキット走行をするのかで選び分けられます。
チューナーサイズについては車高やタイヤ、個体差なども影響するため、専門店で確認してから購入するのが安全です。
カラーは5種類

標準ラインナップのカラーは5種類です。
マットブロンズ(MBZ)
スポーツ系ホイールでは定番のカラー。
白・黒・青・赤など幅広いボディカラーと合わせやすく、レーシーな雰囲気を強く出したい人におすすめです。
マットグレイ(MGR)
派手すぎず、RI-Aのスポーク形状をしっかり見せられるカラー。
ブラックよりもスポークの陰影が見えやすく、落ち着いたスポーツ仕様に仕上げたい人に向いています。
ゴールド(GL)
BBSらしさを強く感じられるカラーです。
特にスバル系スポーツモデルとの組み合わせでは定番感があります。
ダイヤモンドシルバー(DS)
高級感を重視するなら有力候補。
スポーツホイールでありながら上品な仕上がりになるため、セダンや輸入車にも合わせやすいカラーです。
ダイヤモンドブラック(DB)
単純なブラックではなく、金属感を残したBBSらしいカラー。
スポーティさと高級感のバランスを重視する人に向いています。
なお、DSとDBは原則として標準色より1本5,500円高となります。RI-A053は例外として同価格です。
BBS RI-AとRI-Dの違い

購入前に比較されやすいのがRI-AとRI-Dです。
名前は似ていますが、価格帯も素材も大きく違います。
| 比較項目 | RI-A | RI-D |
|---|---|---|
| 製法 | アルミ鍛造1ピース | 超超ジュラルミン鍛造1ピース |
| 主なサイズ | 16~19インチ | 19~21インチ |
| 性格 | レース直系・実戦重視 | 超軽量・ハイエンド |
| 19インチ価格 | 約16万円台~ | 約27万円台~ |
| 向いている用途 | スポーツ走行・ストリート | 超軽量化・ハイエンドカスタム |
RI-D最大の違いは素材です。
RI-Dには航空機用金属としても知られる超超ジュラルミンが使われています。
例えばRI-Dの19×8.5Jには約7.3kgの仕様があり、同社が「超軽量ホイール」と位置付けていることからも、軽量化をさらに突き詰めたモデルであることが分かります。
一方のRI-Aはアルミ鍛造ですが、16~18インチの選択肢が非常に多く、価格もRI-Dより抑えられています。
RI-Aがおすすめな人
- 18インチを中心に選びたい
- GR86・GRヤリス・WRXなどに装着したい
- サーキット走行も考えている
- BBSの鍛造ホイールが欲しい
- RI-Dほど高額なホイールは必要ない
RI-Dがおすすめな人
- とにかく軽量化を重視したい
- 19インチ以上を検討している
- 超超ジュラルミンに魅力を感じる
- 価格より性能や素材を優先する
- ハイエンドなBBSを選びたい
18インチのスポーツカーなら、サイズ選択のしやすさも含めRI-Aの方が現実的なケースは多いでしょう。
評判・口コミはどう?
実際のオーナーレビューも非常に多いモデルです。
自動車SNS「みんカラ」では、2026年9月確認時点で800件を超えるレビューが掲載され、評価も5点満点中4.9点前後と非常に高い水準です。
レビューを見ていくと、
- デザインへの満足
- 鍛造ホイールならではの軽さ
- BBSブランドへの信頼
- スポーツカーとの相性
- 高価だが所有満足度が高い
といった評価が目立ちます。
GRヤリスのレビューでも「車が軽くなった感じがする」といった使用者の感想があり、見た目だけではなく走行感の変化を評価するユーザーもいます。
ただし、走行感についてはタイヤ重量、タイヤ銘柄、純正ホイールとの差、空気圧なども影響するため、ホイールだけによる変化とは断定できません。
デメリット・注意点も確認しておこう
高性能なホイールですが、誰にでも最適というわけではありません。
価格が高い
最大のデメリットは価格です。
人気の18インチでは1本10万円を大きく超えるため、4本セットではかなり大きな出費になります。
タイヤも同時交換すれば総額はさらに上がります。
「見た目だけ変えたい」という人には、オーバースペックに感じる可能性があります。
納期が長くなる場合がある
人気サイズやカラーによっては、在庫がない場合があります。
実際のオーナーレビューにも数か月待ったという例が確認できます。
車検やタイヤ交換時期に合わせて購入するなら、早めに在庫と納期を確認しておく方が安心です。
サイズ選びが難しい
ラインナップが豊富なのはメリットですが、その分、
- リム幅
- インセット
- PCD
- ハブ径
- ブレーキキャリパー
- タイヤサイズ
- 車高
まで確認する必要があります。
特にチューナーサイズは、同じ車種でも車高やタイヤによってフェンダーとのクリアランスが変わります。
購入前にはBBS公式の車種検索と販売店のマッチング確認を併用することをおすすめします。
アンチスリップペイントも大きな特徴
通常の街乗りでは意識することが少ない部分ですが、RI-Aにはアンチスリップペイントが採用されています。
高い駆動力や強いブレーキングがかかった際、タイヤとホイールの位置がわずかにずれることがあります。
アンチスリップ仕様は、そのような極限状態を想定した装備です。
これもSUPER GT直系というコンセプトを象徴する部分でしょう。
サーキットを走らないユーザーに絶対必要な装備ではありませんが、「見た目だけのレーシングホイールではない」ことを示すポイントです。
付属品は?
BBS公式では、主な付属品として次のものが案内されています。
- センターエンブレム
- ゴムエアバルブ TR412
- ボルトまたはナット
- PFS仕様の場合はハブリング
ただし、純正ボルト・ナットを使用するサイズについてはボルトやナットが付属しません。
購入する型番によって条件が異なるため、取り付け前に必ず確認してください。
どんな人におすすめ?
このホイールが特に向いているのは、次のような人です。
スポーツ走行を楽しみたい人
SUPER GT直系の思想を持つモデルだけに、スポーツカーとの相性は非常に良好です。
サーキットまで視野に入れるなら有力候補になります。
軽量な鍛造ホイールを探している人
18インチでも8kg前後の仕様が多く、純正ホイールから軽量化できる車種もあります。
長く使えるデザインを求める人
極端な流行を追ったデザインではないため、数年後も違和感なく使いやすいのが魅力です。
GR86・BRZ・GRヤリス・WRX系オーナー
スポーツモデルとの組み合わせが特に映えるホイールです。
サイズ設定も豊富なため、純正に近い仕様からチューナーサイズまで選択肢があります。
購入前に確認したいポイント
注文する前に、少なくとも次の項目は確認しておきましょう。
- 車種
- 型式
- 年式
- グレード
- ブレーキ仕様
- PCD
- 希望インチ
- 希望リム幅
- インセット
- タイヤサイズ
- 車高
- フェンダーとのクリアランス
特にGR86などはブレンボブレーキの有無によって適合するホイールが変わる場合があります。
「同じ車種で装着例を見たから大丈夫」と判断するのではなく、自分の車両条件で確認することが重要です。
新品と中古、どちらを選ぶ?
価格が高いため中古品を検討する人も多いでしょう。
中古を選ぶ場合は、見た目の傷だけでなく、
- リムの曲がり
- クラック
- 修理歴
- 塗装歴
- ナットホールの状態
- 裏側の状態
- 正確な型番
- PCDとインセット
まで確認したいところです。
特にサイズ違いを誤って購入すると装着できない可能性があります。
新品は価格こそ高くなりますが、状態面の不安が少なく、サイズやカラーを選びやすいのがメリットです。
長期間使う前提なら、新品を選ぶ価値は十分あります。
よくある質問
BBS RI-Aは鍛造ですか?
はい。
アルミ鍛造1ピースホイールです。BBS公式でも「アルミ鍛造 1ピースホイール」と明記されています。
何インチがありますか?
2026年9月時点では、16インチ・17インチ・18インチ・19インチが設定されています。
一番軽いサイズは?
公式ラインナップでは16×7.0JのRI-A022が5.7kgです。
18インチは何kgですか?
仕様によって異なりますが、おおむね7.7~9.2kg程度です。
8J~9J付近では8kg前後の仕様が中心です。
GR86に装着できますか?
はい。
BBS公式車種検索にはGR86 ZN8用として16・17・18インチの複数サイズが掲載されています。
ブレンボ装着車についても対応サイズが掲載されています。
RI-AとRI-Dはどちらが軽い?
サイズが異なるため単純比較はできませんが、RI-Dは超超ジュラルミンを使用したBBSの超軽量モデルです。
軽量化を最優先するならRI-Dが上位になりますが、18インチの豊富なサイズや価格とのバランスではRI-Aに大きな魅力があります。
ダイヤモンドブラックとマットブロンズはどちらがおすすめ?
高級感を求めるならダイヤモンドブラック、スポーティな雰囲気を強く出したいならマットブロンズがおすすめです。
最終的にはボディカラーとの組み合わせで選ぶと失敗しにくいでしょう。
まとめ|本格的なスポーツホイールを求めるなら有力候補
BBS RI-Aは、単に「BBSだから高級」というだけのホイールではありません。
SUPER GT用ホイールと同じ思想をベースに、
- アルミ鍛造1ピース構造
- 軽量設計
- アンチスリップペイント
- スチール製ブッシュ
- 豊富な18インチサイズ
- 5種類のカラー
- 幅広い車種への対応
を実現した、本格的なスポーツホイールです。
価格だけを見れば決して安くありません。
しかし、軽さ・強度・デザイン・ブランド・サイズ展開を総合して選びたい人には、非常に魅力的なモデルです。
特にGR86、BRZ、GRヤリス、WRXなどで「長く使える本物の鍛造ホイールが欲しい」という人にはおすすめできます。
購入を検討している場合は、サイズによって価格や在庫状況が異なるため、まず現在購入できる仕様を確認してみてください。
装着サイズを決める際は、BBS公式 RI-A製品ページで最新スペックを確認する こともおすすめします。

