ホイール交換で見た目を変えるだけでなく、走りにもこだわりたい。
そんな人から高い注目を集めているのが、ウェッズのスポーツブランドから展開されているWedsSport TC105Xです。
細身のスポークを採用したレーシングホイールらしいデザインに加え、軽量化、剛性、大型ブレーキへの対応など、スポーツ走行を意識した技術が随所に投入されています。
設定サイズも15インチから18インチまでと幅広く、ロードスター、86・GR86/BRZ、スイフトスポーツ、シビックタイプRをはじめ、さまざまなスポーツモデルのホイール候補になります。公式の現行スペック表では4H-100、5H-100、5H-114.3、さらに一部5H-120まで設定されています。
この記事では、TC105Xのデザインや軽量化技術だけでなく、
- 重量はどのくらいなのか
- どんなサイズがあるのか
- EJ-TITANとはどんな色なのか
- GR86やロードスターに装着できるのか
- FORGEDとの違い
- DSRやGRAVELは何が違うのか
- 購入前に何を確認すべきか
まで詳しく解説します。
スポーツホイール選びで迷っている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
- WedsSport TC105Xとは?
- TC105Xの魅力① 徹底した軽量化
- TC105Xの重量はどのくらい?
- TC105Xの魅力② AMFと円錐形状スピニング
- TC105Xの魅力③ タイヤの空転を抑えるローレット加工
- EJ-TITANはどんなカラー?
- 15インチから18インチまで幅広く設定
- ロードスターとの相性は?
- GR86・BRZに装着するなら?
- シビックタイプRにも対応するサイズがある
- センターキャップは標準装備?
- TC105XとFORGEDは何が違う?
- 新しいTC105X DSRとの違い
- TC105X GRAVELは用途が違う
- どんな人におすすめ?
- 購入前に必ず確認したいポイント
- 楽天市場で購入するメリット
- よくある質問
- まとめ|軽量化と剛性を両立した本格派スポーツホイール
WedsSport TC105Xとは?

TC105Xは、WedsSportブランドを代表する本格スポーツホイールの一つです。
一見するとシンプルな10本スポークですが、単純に細いスポークを並べたデザインではありません。
センターホール周辺、スポーク側面、スポーク裏側など、強度への影響を考慮しながら不要な肉厚を削減するサイドカットが施されています。
公式も、センターホール・スポーク側面・スポーク裏側を中心としたサイドカットによって大幅な軽量化を図っていると説明しています。さらに車両取付面の口径を拡大し、センター部分の剛性向上も狙った設計です。
つまり、
「とにかく細くして軽くしたホイール」ではなく、必要な強度・剛性を残しながら軽量化したスポーツホイール
というところが重要です。
街乗り中心のドレスアップユーザーはもちろん、ワインディングやサーキット走行まで視野に入れてホイールを選びたい人に適したモデルといえるでしょう。
TC105Xの魅力① 徹底した軽量化

スポーツホイールを選ぶうえで気になるポイントの一つが「重量」です。
ホイールは車体に固定されているボディ部品とは異なり、回転しながら上下動するバネ下部品です。そのため、ホイールの軽量化は単に車両総重量を減らすだけではありません。
一般的には軽量化によって、
- ハンドリングの軽快感
- 加速・減速時のレスポンス
- サスペンションの追従性
- ステアリング操作に対する反応
などに好影響を期待できます。
もちろん実際の体感はタイヤ重量、サイズ、車両、足回りなどでも変化しますが、スポーツ走行を考えるなら無視できない部分です。
TC105Xでは表側だけでなく、スポーク裏側の肉厚も削減。さらにスポークの一部に「N FLAME」と呼ばれる形状を採用し、剛性確保にも配慮されています。
単純な軽さだけではなく、軽量化と剛性のバランスを狙っている点がこのモデルの特徴です。
TC105Xの重量はどのくらい?
TC105Xを検討するとき、特に気になるポイントのひとつがホイール重量です。スポーツホイールでは軽さが走行フィーリングにも関係するため、サイズ選びとあわせて確認しておきたい項目です。
ウェッズの現行公式スペック表では、代表的な重量として次の数値が公表されています。
| サイズ | 公式重量の目安 |
|---|---|
| 15×7.0J | 5.00kg~ |
| 16×6.5J | 5.40kg~ |
| 16×7.0J | 5.50kg~ |
| 16×7.5J | 5.83kg~ |
| 16×8.0J | 5.95kg~ |
| 17×7.5J | 6.80kg~ |
| 17×8.0J | 6.96kg~ |
| 17×8.5J | 7.32kg~ |
| 17×9.0J | 7.31kg~ |
| 17×9.5J | 7.51kg~ |
| 18×8.0J | 7.37kg~ |
| 18×8.5J | 7.45kg~ |
| 18×9.0J | 7.62kg~ |
| 18×9.5J | 7.95kg~ |
| 18×10.0J | 8.04kg~ |
| 18×10.5J | 8.22kg~ |
| 18×11.0J | 8.62kg |
ウェッズ自身が「重量は変更となる場合がある」と注記しているため、購入時は最新スペックを確認してください。
特に15×7.0Jで5kg台という数値は、コンパクトスポーツやロードスター系で軽量ホイールを探している人には大きな魅力でしょう。
TC105Xの魅力② AMFと円錐形状スピニング

このモデルを語るうえで重要になるのが、リム部分の製法です。
ウェッズでは「AMF(Advanced Metal Forming)」と呼ばれる技術を採用しています。
AMFでは鋳造した素材のリム部分をスピニング加工し、アルミ材料を鍛えながら引き伸ばして成形します。
ウェッズによると、これによってアルミ組織が微細化され、強度を確保しながら必要最低限の薄さまでリムを成形でき、軽量化にもつながります。
また通常モデルでは、AMF・スピニング成形時にリムへ円錐状の角度を持たせることで、ビッグローターへの対応力を高めています。
スポークデザインだけでなく、ブレーキクリアランスまでスポーツ走行を意識して設計されていることが分かります。
TC105Xの魅力③ タイヤの空転を抑えるローレット加工

高出力車やサーキット走行では、強い加速・減速によってタイヤとホイールの位置関係がわずかにずれることがあります。
そこで採用されているのがローレット加工です。
ビードシート付近へ加工を施すことで、タイヤとホイールの空転率低減を狙っています。
ウェッズも、車両とタイヤ双方のポテンシャルを発揮させるための技術としてローレット加工を挙げています。
街乗りだけなら目立ちにくい部分ですが、こうした細かな仕様にレーシングホイールらしさがあります。
EJ-TITANはどんなカラー?

国内向け現行スペックで設定されているカラーは**EJ-TITAN(EJチタン)**です。
単純なガンメタやシルバーとは異なり、金属感の強い独特の仕上がりが特徴です。
ウェッズでは「ブリリアントディープ コーティング」を採用し、蒸着アルミによって強いメタル感を表現しています。
見る角度によって色調が変化して見える「フリップフロップ現象」も特徴で、明るい場所と暗い場所、見る方向によって印象が変わります。
そのため、
派手なカラーは避けたいが、普通のガンメタでは物足りない
というユーザーにも合わせやすいカラーです。
ボディカラーも白、黒、グレー、ブルー、レッドなど幅広く合わせやすく、スポーツカーだけでなくスポーティなセダンやハッチバックにも似合います。
15インチから18インチまで幅広く設定

通常モデルは15~18インチをラインナップしています。
大きく分けると、
15インチ
- 7.0J
16インチ
- 6.5J
- 7.0J
- 7.5J
- 8.0J
17インチ
- 7.5J
- 8.0J
- 8.5J
- 9.0J
- 9.5J
18インチ
- 8.0J
- 8.5J
- 9.0J
- 9.5J
- 10.0J
- 10.5J
- 11.0J
という非常に幅広い設定です。
細かくインセットやPCDも分かれているため、「17インチだから装着可能」という判断はできません。
リム幅・インセット・PCD・ハブ径・ブレーキクリアランスまで含めて選ぶ必要があります。
ロードスターとの相性は?
TC105Xはロードスター系で検討されることが多いホイールです。
TC105Xはロードスター系との組み合わせでも注目度の高いホイールです。軽量な車体の特性を活かしながら、足元をよりスポーティに仕上げたい場合の有力候補になります。
公式スペックには4H-100の15インチ・16インチ・17インチが設定され、さらにNDロードスターのブレンボキャリパー対応と明記されたサイズも存在します。
ロードスターの場合、軽量な車体の特性を生かすにはホイール重量も重要です。
15×7.0Jでは5.00kg~、16インチでも5kg台から設定されているため、純正から極端に大径化せず、軽快さを重視したカスタムにも向いています。
ただしNDロードスターでもグレードやブレーキ仕様、車高、タイヤサイズによって条件が異なるため、購入前には必ず適合確認を行ってください。
GR86・BRZに装着するなら?

GR86・BRZとTC105Xの組み合わせも人気があります。シャープな10本スポークはスポーツカーらしいボディデザインと相性がよく、走りを意識したカスタムにも適しています。
公式スペックには5H-100の設定が複数あり、さらにGR86/BRZ用のチューナーサイズとして指定されている設定もあります。
GR86やBRZはホイール交換によって外観の印象が大きく変わる車種ですが、TC105Xならドレスアップ一辺倒ではなく、走りのイメージを崩しにくいのが魅力です。
10本スポークによってブレーキ周辺も見えやすく、スポーツパッドやキャリパーとの組み合わせでもレーシーな雰囲気を演出できます。
一方、チューナーサイズは車高やキャンバーなどの条件によってはフェンダーとのクリアランス確認が必要です。
「GR86用」と書かれているだけで購入せず、必ず自分の車両仕様に合ったサイズを選びましょう。
シビックタイプRにも対応するサイズがある
18インチには5H-120の設定があり、公式スペックではシビックタイプR FK8・FL5用と明記されています。
シビックタイプRでは大型ブレーキとのクリアランスもホイール選びの重要なポイントです。TC105XにはFK8・FL5を想定したサイズも設定されているため、タイプRのホイール候補としても注目できます。
純正で大型ブレーキを装備するタイプRの場合、単純なPCD一致だけではホイールを選べません。
TC105Xはビッグローター対応を意識した円錐形状スピニングを採用しているため、大型ブレーキを持つスポーツモデルとの組み合わせまで考えられている点が魅力です。
センターキャップは標準装備?

購入前に見落としやすいのがセンターキャップです。
オプションのアルミセンターキャップとして、
- P.C.D.100用:品番52058
- P.C.D.114.3/120用:品番52059
が用意されています。
公式掲載価格はいずれも税込3,300円です。
また、アルミセンターキャップとハブカラーリングは同時装着できないという注意事項もあります。専用ハブフィットセンターキャップは両機能を一体化しているため、別途ハブカラーリングは不要とされています。
見た目を重視してセンターキャップを装着したい場合は、ホイール注文時に一緒に確認しておくと安心です。
TC105XとFORGEDは何が違う?
TC105Xには通常モデルとは別に、上位モデルとなる「TC105X FORGED」がラインナップされています。名称やデザインが似ているため、購入前に両者の違いを確認しておきましょう。
大きな違いは名前の通り、FORGEDが鍛造モデルであることです。
通常モデルが15~18インチなのに対し、FORGEDは17~19インチを展開しています。
FORGEDではスポークへ追加マシニングを施して「H断面形状」を実現。ウェッズは、この加工によってさらなる軽量化を図り、デザイン性と軽量化を両立したと説明しています。
さらに「AIR+α」と呼ばれる考え方を採用し、軽量化だけでなくエアボリュームを増やして空気圧の安定化も狙っています。
選び方を簡単に分けるなら、
通常モデル
→ コストと性能のバランスを重視
FORGED
→ より上位の鍛造モデルにこだわりたい
という考え方が分かりやすいでしょう。
通常モデルでも十分に本格的なスポーツホイールなので、「鍛造でなければ意味がない」というわけではありません。
予算、サイズ、車両用途に合わせて選ぶことが大切です。
新しいTC105X DSRとの違い
TC105XシリーズにはDSRも加わっています。
DSRは「Double Shift Rim」の略で、インナー側とアウター側の双方へAMFを採用した「ダブルAMF」を特徴とするモデルです。一部サイズを除き、アウター・インナー双方のリムを鍛え、軽量・高強度・高剛性のバランスを狙っています。
さらに小径ディスク設計によってスポーク剛性を高めながら、軽量化も追求しています。
通常モデルとはデザイン上の印象もかなり異なり、DSRはより深いリム感やレーシングカー的な雰囲気を求める人に向いています。
現行公式ページではDSRは18インチ設定です。
15~17インチを希望する場合や、オリジナルのデザインが好きなら通常モデルのほうが選びやすいでしょう。
TC105X GRAVELは用途が違う
もう一つの派生モデルがGRAVELです。
名前から分かるように、こちらはラリーやダートトライアルなどを意識したモデルです。
公式では「TC105Xの強度・剛性を継承したラリー&ダートラ界のスタンダードホイール」と位置づけられています。サイズは15インチです。
通常モデルの代替というより、
舗装路主体 → 通常モデル
より上位の鍛造 → FORGED
新世代ダブルAMF+18インチ → DSR
ラリー・ダート系 → GRAVEL
という形で用途を分けて考えると分かりやすくなります。
どんな人におすすめ?

このホイールが特に向いているのは、次のような人です。
走りと見た目の両方を重視する人
細身の10本スポークはレーシングイメージが強い一方、極端に奇抜ではありません。スポーツカー本来のデザインを生かしながら足元を引き締めたい人に適しています。
軽量ホイールを探している人
15インチ5kg台から設定され、17・18インチも軽量化を徹底した設計です。
サーキット走行も考えている人
ローレット加工、軽量化、剛性、大型ブレーキ対応など、単純なドレスアップモデルとは方向性が異なります。
ロードスター・86/BRZ・スイフトスポーツなどをカスタムしたい人
サイズバリエーションが多く、コンパクトスポーツからハイパフォーマンスモデルまで候補にできます。
長く使えるシンプルなデザインを選びたい人
10本スポークは流行に左右されにくく、タイヤや車高を変更してもスタイルをまとめやすいデザインです。
購入前に必ず確認したいポイント
ホイールはデザインだけで選ぶと失敗する可能性があります。
購入前には最低でも、
- インチ
- リム幅
- インセット
- PCD
- 穴数
- ハブ径
- ブレーキキャリパーとの干渉
- フェンダーとのクリアランス
- 使用するナットまたはボルト
- センターキャップの要否
を確認してください。
特に同じ17インチや18インチでも、多数のリム幅・インセット・PCDがあります。
車種名だけで判断せず、年式・型式・グレード・ブレーキ仕様まで含めて確認することが重要です。
ウェッズ公式には車種別のマッチング検索も用意されています。
WedsSport TC105X 公式ページで仕様を確認する
楽天市場で購入するメリット
TC105Xは楽天市場でも多数販売されています。
楽天市場では15~18インチを中心にさまざまなサイズが販売されており、ロードスター、GR86・BRZ、シビックタイプRなど、車種別に探せる商品もあります。ショップによって1本販売・4本セット・タイヤセットなど販売形態が異なるため、比較しながら選べるのがメリットです。
楽天市場を利用するメリットは、複数ショップの商品を比較しやすいことです。
同じホイールでも、
- 1本販売
- 4本セット
- タイヤセット
- 送料無料
- 車種別セット
など販売条件が異なります。
また楽天ポイントを利用できるため、4本セットのように購入金額が大きくなる商品ではポイント還元も確認しておきたいところです。
※サイズ・PCD・インセットを必ず確認してから購入してください。
よくある質問
TC105Xは鍛造ホイールですか?
通常モデルとFORGEDは別モデルです。
通常モデルではAMFなどの技術を使って軽量・高剛性化を追求しています。一方、鍛造モデルとして「TC105X FORGED」が別にラインナップされています。
「TC105X=すべて鍛造」と考えないよう注意してください。
何インチがありますか?
通常モデルは15~18インチです。
FORGEDは17~19インチ、DSRは18インチ、GRAVELは15インチとなっています。
カラーは何色ですか?
現行国内仕様の通常モデルはEJ-TITANです。
検索すると「bronze」「black」などの関連語も見つかりますが、少なくとも現行国内公式スペック表では通常モデルのカラーはEJ-TITANとされています。
センターキャップはありますか?
オプション設定があります。
PCD100用とPCD114.3/120用が設定されているため、自分のホイール仕様に合ったものを選びましょう。
GR86に装着できますか?
公式スペックには5H-100設定があり、GR86/BRZのチューナーサイズとして指定されたサイズも存在します。
ただし車高やタイヤサイズなどによって条件が変わるため、現車仕様で適合確認してください。
ロードスターにも向いていますか?
4H-100の15~17インチ設定があり、NDロードスターのブレンボキャリパー対応と明記されたサイズもあります。
軽量性を重視したロードスターカスタムとも相性の良い候補です。
まとめ|軽量化と剛性を両立した本格派スポーツホイール
WedsSport TC105Xは、見た目だけをスポーティにするホイールではありません。
サイドカットによる軽量化、N FLAMEによる剛性確保、ローレット加工、AMF、ビッグローターを意識した円錐形状スピニングなど、走行性能を考えた技術が数多く盛り込まれています。
しかも15~18インチまで幅広く設定されているため、
ロードスターのようなライトウェイトスポーツから、GR86/BRZ、スイフトスポーツ、シビックタイプRなどまで幅広い車種で検討できます。
さらにシリーズにはFORGED、DSR、GRAVELもあり、用途や予算によって選択肢を広げられるのも魅力です。
「軽さだけではなく剛性にもこだわりたい」
「スポーツカーらしいホイールを選びたい」
「街乗りだけでなくワインディングやサーキットも楽しみたい」
という方なら、有力候補に入れてよいモデルでしょう。
サイズによって価格や適合条件が大きく変わるため、購入するときは自分の車両に適合するサイズを確認したうえで比較してください。

